ソニーの新卒・転職者の採用状況|事業内容と将来性について

ソニー 総合電機

(画像出典:wikimedia commons, Raysonho @ Open Grid Scheduler / Grid Engine ,マークビルモールのソニーストア)

 

この記事では、ソニーに就職・転職をしたい人に必要な、

  1. 採用状況
  2. 業績と事業内容
  3. 今後どうなるのか?

の3点について解説していきます。

 

1、ソニーの採用状況

(1)新卒採用

ソニーの過去の採用実績は以下の通りです。

 

18年 19年 20年
男性 275 355
女性 50 85
合計 325 440 400

(参考:就職四季報 2018〜2021年)

 

コンスタントに毎年300〜400人の採用をしています。2019年入社の配属先が、営業・マーケティングなどの総合職的な業務で80名、技術的な部署へ360名ということなので、理系男子が多めに入社している傾向にあります。

 

(2)中途採用

ソニーでは、手掛けている事業が幅広いため、募集している職種もかなり多くあります。

こちらで詳細が確認できますので、ご自分の専門性を生かすことができそうか、チェックしてみてください。

 

ソニーの募集職種一覧はこちら

 

途中ですが、この記事の説明を。

どうも、このサイト「10年後の仕事.com」を運営しているゴトウです。

このサイトでは、就活生・転職希望者のために、個別企業の現状と将来性について解説しています。

 

ぶっちゃけた話、「自分がやりたいことが何か?なんて、よくわからないから、とりあえず大きくて安定している会社に入っから、ゆっくり考えようかな。」と思いながら、就活や転職について考えていませんか?

 

昨年までは、それでも良かったと思うんです。景気はそこそこ良かったですから。

ですが、今年は新型コロナによって、大企業の採用がかなり減ってしまいました。今年の就活の内定率は、10月1日時点の内定率は88.7%と前年比-5.1ポイントと、昨年よりもかなり下がっていました。

(参考:就活みらい研究所)

 

来年の採用についても、この傾向はさらに続くと思われます。

特に大企業での採用数の減少は続きそうなので、競争率も高くなりますし、難しい状況となっていくでしょう。

 

では、どうすれば、希望している会社から内定をもらえるのか?

日本の大企業の新卒採用では「ポテンシャル採用」、つまり、「こいつなら、やってくれるんじゃないか?」という期待で採用されます。

 

ということは、エントリーシートや面接で「志望動機」がとても重要になります。

具体的には、「わたしのやりたいことはコレコレで、御社であれば、それができると思ったので、ぜひ入りたいのです。」という熱意と納得感のあるストーリーをどれだけアピールできるかにかかってくるわけです。

 

ところが、就活・転職というイベントは、人生で何度もない一大イベントなはずなのに、個別企業についての、就活生や転職希望者が知りたい情報って、あまり見つからないと思いませんか?

 

もちろん、会社のHPを見れば、良さそうなことが書かれていますよ。

でも、今回の新型コロナで、ほとんどの会社の売り上げが大きく下がったり、赤字になって大変なわけじゃないですか?

 

しかも、希望退職を募集すると、学生に人気のある一流企業でも応募が殺到した、というニュースもけっこうに目にしますよね。

「実際のところはどうなの?」って気になりませんか?

 

わたしだったら、そういう情報を幅広く知りつつ、その意味をきちんと理解しておかないと、心の底から「この会社で働いてみたい!」とは思えませんし、おそらくあなたも、納得のいく志望動機を考えることもできないと思うんです。

なので、そんな人たちのために、就職四季報や会社の決算資料、ニュース記事などから、就活・転職を考える上で、参考になりそうな情報をまとめて、分析してみました。

 

ちなみに、わたしは証券会社で12年働いてきました。

個人営業でノルマ三昧で辛かった時期も経験してきましたし、本社の企画部門でリストラ策や中期経営計画を考える、いわゆるエリートポジションにいたこともあります(自分で言うか?笑)。

 

なので、「この会社に投資したら、儲かるのか?」「会社はどういった理由で、こんなことをするのか?」ということが、普通のサラリーマンよりはわかると思うので、少しは参考になるのではないかな、と思います。

 

と言っても、それほど難しいことは書いていませんので、気楽に目を通してみてください。

それでは参りましょう。

 

 

2、ソニーの事業の現状

40代以上の人たちからすると、ソニーは若い頃はすごい憧れたけれども、2000年代ぐらいから業績もあまり良くなくなって、アップルのiPodやiPhoneに負けてしまって残念なイメージがあると思います。

ですが、ここ数年で業績が過去最高を更新し、株価もITバブルの頃にもう少しで届くところまで来ています。

現在、日本で最も元気な大企業の1つと言えるでしょう。

 

ソニーの株価推移

(参考:ソニー 投資家情報)

 

ですが、現在のソニーは、ウォークマンやVAIO、ゲームなどのハードウェアで稼いでいるわけではありません。

営業利益(本業の儲け)の構成を見るとこのようになっています。

 

ソニーの営業利益の推移

(参考:ソニー 決算説明会資料)

 

ご覧のように、ゲームや音楽、金融、そして2017年度からはイメージセンサーなどの電子部品が、ソニーの利益に大きく貢献していることが分かりますね。

 

イメージセンサーとは、スマホやデジカメなどに使われる画像を綺麗に撮影するための部品であり、ここ数年は特にスマホでカメラ機能の開発合戦が繰り広げられていましたので、そこで大きな需要があったのです。

ソニーのスマホはあまり存在感がありませんが、iPhoneなどの人気機種でも幅広く使われる部品のため、スマホ市場の拡大の恩恵を受けている事業と言えます。

 

新型コロナの影響は?

しかし、新型コロナの感染拡大によって、世界中で経済活動がストップしてしまい、多くの産業に影響を与えています。

ソニーには、どのような形で影響が出ているのでしょうか?四半期ごとの決算を見ることで、部門別にその影響をチェックしていきましょう。

 

①ゲーム部門

ソニーのゲーム部門は、①ソフト、②ネットサービス(サブスクのPS Plus)、③ハード(PS4など)の3つに分かれます。

それぞれの売上高を四半期(3ヶ月間)ごとに分けて推移を見てみましょう。

 

ソニーのゲーム部門の売上

(参考:ソニー 決算説明会資料)

 

ご覧のように、ソフトの売り上げが4-6月で大きく伸びています。

緊急事態宣言で、ゲームやネットサービスの利用者が増えていますが、ソニーのゲーム部門でもソフトの購入に反映されているようです。

 

ただし、サブスクやハードが横ばいであることからも、新規やガチ勢が増えているわけではなく、既存の所有者が、新しくタイトルを増やしたという状況なのでしょう。

 

②音楽部門

ソニーの音楽部門の売上

(参考:ソニー 決算説明会資料)

 

音楽部門は、コロナの影響を受けて、売り上げが落ち込んでいます。

具体的には、

  • ライブイベントの中止によって、制作・出版が振るわなかったこと
  • アニメ部門でも、海外に委託している仕事が進まず、制作の遅れが出ていること

などによって、消費者に届けられるコンテンツが減少していることが響いているようです。

 

③映画部門

ソニーの映画部門の売上
映画部門は、主にアメリカでの事業になります。
映画館が閉まっていたり、席数を減らして上映していますので、公開延期をしている作品もたくさん出ていることが影響しているようです。
それ以外のドラマや専門チャンネルについても、ロックダウンによって外出が規制されている状況だったこともあり、制作に影響が出ているのでしょう。

④ハードウェア部門(EP&S)

ソニーのハードウェア部門の売上
ハードウェア部門は、クリスマス商戦のあった10〜12月の実績が大きく出た後、全体的に大きく減少傾向にありました。

⑤電子部品+金融

ソニーの電子部品・金融部門の売上

電子部品は新型コロナによって減収となっていますが、金融は大きく上昇しています。
この理由は、3月末にかけての株価の下落と、それ以降の大きな株価上昇です。
金融部門では、保有している株式などの金融商品の評価額が上下することで、損益が大きく変わってしまいます。
そのため、20年4〜6月期の利益は、3月末から6月末にかけての株価上昇によって含み益が増えたため大幅な増益となったわけですね。

結論

というわけで、部門別にソニーの4〜6月期の決算状況を見てきましたが、本業としてしっかり稼げている部門はゲーム部門だけで、それ以外の部門はだいたい減収傾向にあることが分かりました。

金融部門の増益は、株価上昇による一時的なものであり、本業の売り上げが増えているわけではないため、「ソニーはコロナでも影響を受けない」と考えることはできないと思います。

3、ソニーの将来性は?新型コロナを乗り切れるのか?

ここまで見てきたように、ソニーはゲーム、映画、音楽、ハードウェア、金融と、かなり幅広くビジネスを行っています。

今回の新型コロナで、影響を受けているのは、旅行やイベント、飲食などのリアルな体験を商売にしてきたビジネスです。

 

その反面、うまくいっているビジネスは、いわゆるGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)が展開しているような、自宅やスマホでも楽しめるオンラインビジネスです。

そう考えると、ソニーは、ゲーム、音楽、アニメ、映画、金融など、コンテンツ系のビジネスが充実しているため、このコロナの波もうまく乗り切ることは可能でしょう。

ただし、音楽、アニメ、映画部門は、作り手の側に影響が出ているため、生産体制の再構築が必要になりそうです。

 

4、まとめ

というわけで、ソニーの採用状況と将来性をまとめると、

  • テレビやスマホなどの競合の激しいハードウェアから、電子部品やゲーム、金融などの競合の少ない分野で利益が出る複数の事業がバランスし、安定した企業グループへと転換が進んだ
  • 新型コロナでは、オンラインのビジネスの成長余力が大きいが、音楽・アニメ・映画などのコンテンツビジネスでは、制作の遅れが課題として残る

と言えるでしょう。

 

【就活】3年生の12月時点で、準備できることは?

2022年卒生への大企業の採用スケジュールは、

  • 3月1日採用情報の解禁
  • 6月1日選考開始

と今年と変わらない予定です。

 

そのため、12月の現時点で準備できることといえば、

  1. インターンシップへの参加
  2. OB・OG訪問
  3. 業界研究・企業研究での絞り込み
  4. エントリーシートの作成

あたりでしょう。そこで、注意すべき点についてまとめました。

 

(1)インターンシップについて

インターンシップは、企業によって夏にやっていたり、秋冬にやったりとマチマチです。

また、企業のHPで募集しているところもあれば、マイナビやリクナビで登録するところもあるので、どちらもチェックしておきましょう。

 

(2)OB・OG訪問について

ここ数年、「OB・OGの立場を利用して、就活生にセクハラをする」という事件を頻繁に目にするようになりました。

このような不祥事が起こると、例え一流企業であっても、企業イメージがかなり悪くなるため、かなり気を遣うようになっています。

 

そのため、「OB・OG訪問をしなければ、内定がもらえない」という会社は、ほとんどありません。

(気になる方は、「みん就」で内定者のコメントを見てみれば、OB・OG訪問なしで内定をもらっている人がかなりの割合でいることを確認できます。)

 

もちろん、その会社の雰囲気や仕事内容などのアドバイスは参考になりますし、社会人の方と話をすること自体が、1つの経験となりますから、決して無駄にはなりませんが、絶対にやらなければいけないというものではありません。

ちなみに、OB・OG訪問は、「大学の就職支援センター」で予約できますので、そちらでチェックしてみてください。

 

(3)業界研究・企業研究

この記事では、企業のHPや決算発表資料、就職四季報などから情報を整理していますが、職場の雰囲気や企業カルチャーは、実際に働いたことのない人でなければ分かりません。

入社すれば長く働く場所になるわけですから、事前にその辺りの情報もチェックしておくべきでしょう。

 

転職会議を使えば、元社員の口コミが無料でチェックできる

転職会議

こちらの転職会議を使えば、勤務経験者の口コミをチェックできるので、気になる会社の職場の雰囲気や、残業代、有給休暇が取れるかなどの実態を調べることができます。

無料で使えますので、チェックしておいて損はないでしょう。

 

転職会議の詳細はこちら

 

(4)エントリーシートの作成

エントリーシートを作成するにあたり、押さえておきたいのは、

  • 学生時代に頑張ったことは何か?(いわゆる「ガクチカ」ですね)
  • 志望動機(なぜ、当社を志望するのか?)

の2点です。

 

特に厄介なのが、志望動機です。

志望動機は、例えば楽天が運営している「みん就」を利用すれば、企業ごとに内定をもらった人の志望動機をチェックすることができます。

 

ソニーの志望動機は、みん就に1,000件以上投稿されている

志望動機

 

と言うことは、逆を言えば、それを見れば、全員がそれっぽいことを書けるわけです。

しかし、採用側では、そんな中から優秀な人材を探して採用しなければなりません。ではどうするのか?

 

当然ですが、その志望動機について、「なぜ、そう思ったのですか?」「それは、当社である必要があるのですか?」と深く突っ込んで質問をしてくるわけです。

昔のわたしは、ここでつまづいて、たくさん落とされました。最終的には、気合と根性の証券会社に落ち着いたわけですが(笑)

 

そのため、志望動機の根拠をきちんと説明できるレベルまで、「自己分析」が十分にできていないと、面接の時に採用担当を納得させられないのです。

 

なぜなら、「自分がどんなことにやる気を出せる人間なのか?」と「その企業のやっているビジネスのどんな点に、やる気を感じるのか?」がきちんと結びついていないと、採用側が「こいつなら当社で頑張ってくれるだろう」と思ってくれないからです。

 

自己分析をするならコレが鉄板

絶対内定2022

30年近く運営されている就活塾に「我究館」があります。

これまで9,200人以上の就活生を商社や保険、マスコミ、国家公務員などの、いわゆる一流企業の内定へと導いてきた実績のある就活塾です。

この「我究館」で得られた経験を書籍にしたものが、就活生のバイブルとなっている「絶対内定2022」です。

 

この本は500ページ以上のボリュームなのですが、就活についてのノウハウ本の域ではなく、徹底的に自己分析を掘り下げられるような内容になっています。

具体的には、

  • 自分の夢とは何なのか?
  • 「働くこと」とは何か?
  • 「就職する」とは、どういうことなのか?
  • 本気で就職活動に取り組むとはどういうことなのか?
  • できる人とはどんな人か?
  • 会社でやりたいことは本当にできるのか?

このような、面接官から質問されたらドキッとするようなことを徹底的に深掘りして、具体的な行動にまで落とし込めるように書かれているのです。

 

自己分析は、時間的に余裕のある今のうちにしておいた方がいいです。もし、本気で内定を取りたいと思っているのであれば、1度目を通しておくことをオススメします。

 

 

無料で使える自己分析ツール「Analize U+」

とりあえず、もっと手軽に自己分析をしてみたいのであれば、逆求人サイトのオファーボックスが提供している「Analize U+」が便利です。

 

オファーボックスのAnalize U+

 

5〜10分程度のプロフィール入力で、上記のような「自分の強みや弱み」を点数化してくれますから、自分の性格の特徴や傾向に気づく参考になります。

 

また、ここで入力されたプロフィールによって、興味のある企業があなたに面接のオファーをくれることもあります。

エントリーシートを書く手間も省けますし、大企業から中小企業まで、幅広く登録していますので、これがきっかけで興味を持てる業界や企業が出てくる可能性だってありますよね。

 

なお、こういうサービスは、大手企業の採用活動が始まる前がチャンスです。逆に6月を過ぎると、内定をもらえずに焦って登録する人が増えるので、中小企業であっても競争率が高くなります。

(当サイトでも、今年の6〜7月が1番登録件数が多かったです)

 

自己分析もできますし、面接の練習にもなります。また、とりあえず滑り止めの内定をもらえれば、精神的にも楽になるので、本命の会社面接でも緊張せずに済むでしょう。

無料で登録できますので、1度試してみてはいかがでしょうか。

 

オファーボックスの詳細はこちら

 

 

転職を検討するなら

新型コロナの影響もあって、IT業界や小売、金融などの数少ない好調な業界に対して、売り上げが大きく減少している業界の方が多い状況です。

例えば、「プログラミングスクール 転職」といったキーワードでyoutubeで検索すると、かなり厳しい内容の動画がたくさん出てきます。

この方の動画が、13万回以上とかなり再生回数も多く、とても現実的な話をしてくれています↓

 

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

 

好調だと思われているIT業界でもこれですから、転職については、かなり慎重に考えた方がいいでしょう。

ですが、今まさに厳しい業界で働いていたり、メンタル的にきつい会社で勤めているなど、転職を考えたい人もいますよね。

そんな方のために、現実的な選択肢をご紹介します。

 

①(20代)他業種を希望するなら、第二新卒

20代の転職であれば、第二新卒扱いでの採用応募に申し込むのもありでしょう。

大手企業でも、採用ページの中で第二新卒でも応募を受け付けているところもあります。地道に企業のHPをチェックしつつ、興味のある業界へ再度、就活を行なってみてはいかがでしょうか。

 

②(20代)フリーターや学歴に自信がないなら

第二新卒での応募に自信がないのであれば、未経験でも正社員採用が可能な企業を紹介してもらえる「就職ショップ」がオススメです。

 

就職ショップ

 

こちらのサービスは、人材紹介大手のリクルートが運営しており、登録企業が8,000社以上もあるので、条件に合う企業が探せるかもしれません。

 

就職ショップの詳細はこちら

 

③(全年代)もっと良い条件の会社を探すなら

リクナビエージェントの求人数

 

もし、もっと良い条件の会社を探したいのであれば、非公開求人を含めた情報収集をしてみてはいかがでしょうか?

リクルート・エージェントは、

  • 公開求人:102,164件
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と、他社を圧倒する求人数を誇ります。そのため、あなたが納得のいく企業を探せる可能性が高いです。

 

エージェントに相談することで、他業種でアピールできる強みを発掘

また、他業種への転職を成功させるには、それまでの実績をきちんとその企業でも発揮できる、ということをきちんと説明できなければいけません。

しかし、そのような抽象化の作業は、自分だけでするのはかなり難しいものです。そのため、転職エージェントへの相談を通じて、アドバイスをもらうのは1つの方法ですね。

 

リクルートエージェントでは、そのような相談も行っているので、もし転職を考えているのであれば、登録してみる価値はあるでしょう。

 

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