(参考:wikimedia commons ,Mc681, HEP、大阪府大阪市)
(本ページはプロモーションが含まれています。該当するサービスには、【PR】と表記しております)
「就職・転職先として、阪急阪神ホールディングス(阪急阪神HD)はアリなのか?ナシなのか?」
この記事では、あなたがこの疑問に答えを出せるように、阪急阪神HDの①採用状況、②事業内容、そして、③将来性について解説していきます。
1、阪急阪神HDの採用状況
(1)新卒採用
阪急阪神HDの過去の採用実績は以下の通りです。
18年 | 19年 | 20年 | |
男性 | 23 | 30 | 27 |
女性 | 16 | 16 | 12 |
合計 | 39 | 46 | 39 |
(参考:就職四季報 2018〜2021年)
大卒を中心とした総合職は、毎年40名前後の採用を行なってきました。大卒は文系、院卒は理系が採用される傾向にあります。
また、採用実績校は、神戸大、阪大、京大などの国立大や、立命館大、関西学院大などの関関同立レベルの私立大がほとんどとなっています。
ホールディングスの役割
阪神阪急HDは持株会社であり、6つの中核会社を中心に、多くの子会社を統括・管理する役割を果たしています。
例えば、電鉄事業と不動産開発事業とで横断的に事業を行う場合には、会社間の調整が必要となってきたりします。
そういう時に、親会社の阪急阪神ホールディングスが間に入って、グループ全体の利益の最大化を目指せるような事業計画へと導いたりするわけです。
一方で、阪急電鉄などのグループ会社で採用されれば、もっと現場に近いところで、専門性を生かした仕事をすることになります。
阪神阪急HDの採用募集は、8月現在すでに2022年卒向けの募集となっています。
興味のある方はこちらからチェックしてみてください。
(2)中途採用
阪急阪神HDでは、中途採用は行っていません。
ですが、子会社では必要に応じて募集がされています。興味のある方はこちらからチェックしてみてください。
2、阪急阪神HDの事業の現状
(1)4−6月決算は大赤字
新型コロナウイルス によって、阪急阪神HDは過去最大のピンチに追い込まれています。
今年4〜6月の決算を見てみると、本業の儲けである営業利益は132億円の赤字と、過去最大の赤字幅となっており、結構やばい状況にあります。
特に都市交通(電鉄事業)が196億円の減益、エンターテイメント事業(野球や宝塚など)が107億円の減益、旅行・ホテル合わせて100億円以上の減益と、手掛けているほとんどの事業において、新型コロナの影響を受けている状況です。
(2)鉄道事業は徐々に回復傾向?
緊急事態宣言が解除され、一部の事業では徐々に回復傾向になっていますが、電鉄事業はどうでしょうか?
対前年比の月次データを見てみると、定期券収入は2割減、定期外収入は4割減ぐらいのところで落ち着いています。
定期券収入が元に戻らないのは、大学がリモート受講のため、学生の利用者が戻らないためでしょう。
後期についても、リモート受講のまま、という話もあるので、2割減レベルでの売り上げが続きそうです。
また、定期外収入については、高齢者を中心に旅行での利用が手控えられているからでしょう。
GOTOキャンペーンが始まっていますが、通常ならば利用者が増えるお盆時期もJR6社で7〜8割減と全く増える気配が見られません。関西私鉄も同じような状況でしょう。
(参考:TRAICY「JR6社、お盆の鉄道利用76%減 「成田エクスプレス」わずか4,000人」)
そのため、旅行などの移動目的による定期外収入も、当分4〜5割減の売り上げが続きそうです。
(3)それ以外の事業は?
阪急阪神HDの中核会社は、電鉄事業以外にも、不動産、観光、ホテルなどがあります。
それぞれの事業についても、もう少し詳しく見ていきましょう。
4-6月の売上
売上(億円) | 前年同期比 | |
不動産 | 423.0 | -13.1% |
エンタテイメント | 35.3 | -84.7% |
情報通信 | 124.6 | +10.9% |
旅行 | 1.3 | -98.9% |
国際輸送 | 188.1 | -1.7% |
ホテル | 21.4 | -86.8% |
エンターテイメントと旅行、ホテル事業の売り上げが壊滅的ですね。その一方で、情報通信事業は10%以上の伸びを示しています。
阪急阪神HDは、事業を多角化させていますので、影響のある事業とそうでない事業がありますが、リアルビジネスの比重が大きいため、IT系の事業の増収分だけでは、なかなかカバーできないのが現状のようです。
3、阪急阪神HDの将来性は?新型コロナを乗り切れるのか?
新型コロナウイルスの収束が見込めない限りは、赤字を垂れ流し続けることになりそうです。
阪急阪神HDは、電鉄事業を中核にして、沿線周辺の不動産開発を行ってきたこともあって、多角化は進めてきたものの、ほとんどの事業が新型コロナの悪影響を被っています。
特に海外からの観光客の戻りは、ワクチンの普及が進まない限り難しいでしょうから、1年単位で時間がかかるでしょう。ホテル事業のように赤字を垂れ流し続ける事業も出てくるでしょう。
そのため、これまでの多角化の見直しが進むと思われます。どの事業を残し、どの事業から撤退するか、という判断を迫られるのです。
現在は、どの業界でもデジタル化を進めることで生き残りを図ろうとしていますが、阪急阪神HDが手掛けている事業の多くが、実際に来てもらわないと売り上げが立たない事業となっています。
おそらく、各事業の経費圧縮で時間を稼いで、なんとか新型コロナからの回復を待つ、という方針を取りそうな気がします。
4、まとめ
というわけで、ここまでの内容をまとめると、
- 新型コロナの感染拡大によって、世界中の旅客業界の業績が急落しており、阪急阪神HDもその影響を受けている。今後も長引けば、これまで進めてきたホテル・不動産事業を中心とした多角化路線を修正せざるを得なくなるだろう
- ただし、今回の赤字は上場以来初ということもあり、財務内容はまだまだ安定しており、今年も採用活動を継続している。そのため、安定した会社への就職を希望するのであれば、有望な選択肢であることは変わりなく、むしろ競争率は激しくなるだろう
と言えるでしょう。
大企業は採用減。応募者は増加するので、競争は激化。
自分の何が悪いのか分からないまま、ふるい落とされるのは苦しいものです。
当時の私もそうでしたが、どこの企業からも選ばれない状況が続くと、「自分は社会から必要とされていないのではないか?」と落ち込んでしまい、なかなか抜け出せなくなります。
わたしはもう40過ぎのオッサンですが、東証1部上場企業で12年勤め、その後このようなメディアをいくつか運営して、嫁さん子供を養っています。
そんな20数年の経験から、分かったことがあります。
「自分の思い通りの人生を歩むためには、なるべく競争に巻き込まれてはいけない」ということです。上には上がいますからね。
特に就活では、自分よりもいい学歴、いい容姿、頭の回転の速さ、などを持っている人がいっぱいいます。そして、そんな人がたくさんの内定をもらってしまいます。
たった数ページのエントリーシートで、たった数分のやり取りで、採用を蹴られてしまうなんて、あまりに理不尽だと思いませんか?
しかし、今回の新型コロナによって、大手企業でも今後は採用数を絞ってくるのは確実ですし、学生の側も将来への不安から、大手企業への応募が増加します。
応募者数が増えれば、企業の人事担当の採用負担が増えます。
人事の方も人間ですので、あまりに大量のエントリーシートが届けば、まともに見てくれる時間的余裕もなくなります。
その結果、「学歴」のような分かりやすい条件で、ふるい落とされてしまう可能性が高くなるでしょう。そんな理不尽な就活が、これから数年間は続いてしまうと思います。
では、「学歴」以外で、なるべく「競争に巻き込まれない」で就活をするには、どうしたらいいのでしょうか?
オススメは「オファーボックス」です。
【PR】オファーボックス
こちらのサービス「オファーボックス」は、自分のプロフィールを登録することで、企業の方からオファーが届くというサービスです。
文章だけでなく、写真や動画もプロフィール欄に投稿できるので、出身大学などの肩書で判断されることなく、あなたに興味を持ってくれた企業から直接オファーをもらうことができます。
参加企業数も7,000社を超えており、大企業だけでなく、コロナ禍でも好調な中小企業もこちらで採用活動を行っています。
また、採用担当者はあなたのプロフィールをきちんと見た上で面接機会をくれます。
そのため、「自分の何が企業にとって魅力的に映ったのか?」を知るきっかけにもなります。その気づきを生かして、人気企業へと面接に臨むことも可能になります。
なるべく競争をしないで、無駄な努力を省きたい方は、登録してみてはいかがでしょうか?
【PR】転職会議:元社員の口コミが無料でチェックできる
また、こちらの転職会議を使えば、勤務経験者の口コミをチェックできるので、気になる会社の雰囲気や、残業代、有給休暇が取れるかなどの実態を調べることができます。
無料で使えますので、チェックしておいて損はないでしょう。
本当にその会社に入社したいのか?
今年〜来年の就活は、新型コロナの影響もあってかなり厳しいと言われていますし、なるべく安定した大手企業の内定が欲しいという人も多いでしょう。
その結果、大手企業への申し込みが何千〜何万人と集中することが予想されます。似たようなエントリーシート、志望動機では、人事の目に留まる可能性が昨年以上に厳しくなってくるはずです。
そうすると、どうすれば希望する会社から内定がもらえるのか?
採用する側としても、会社に価値を提供してくれそうな人間を採用したいわけですから、
- あなたは何をしたいのか?
- どんな価値観を持っているのか?何を大事だと思っているのか?
- どんなことに夢中になって取り組める人間なのか?
といった、人間的な要素を問われることになるはずです。
UTSUさんの「適職の結論」は面接対策にもオススメ
そんなことを考えたことがない、という人は、就活生向けにYoutubeで情報発信をしているUTSUさんという方が書かれている「適職の結論」を1度読んでみることをお勧めします。
UTSUさんは、企業向けのソフトウェアで最大手のSAPジャパンで人事のトップをしていた方で、26歳の時に年収1億を超えるほど稼いでいた元スーパーサラリーマンです。

Youtube上でも3年以上、就活生向けに情報を発信しており、登録者が約20万人、多くの就活生を一流企業や志望企業の内定へと導いてきた方です。
この「適職の結論」では、あなた自身の価値観(どんなことを面白いと思うか?許せないと思うか?)に気づくことで、自分自身が納得できる「仕事を通じた人生の方向性」を作り上げることができます。
つまりは、「軸のある人間」になることができるわけです。
わたし自身がそうだったのですが、就活で1番大変なのは面接です。
「あなたはこの会社で何をしたいのですか?」という質問に自信を持って答えられないために落とされ続けました。
ぶっちゃけ、「自分のやりたいこと」なんてないと思ってましたし、そんなことを深く考えたことも、「どう考えていけばいいか?」もわかりませんでしたからね。
(結局、「やる気」だけが求められた証券営業に飛び込んだわけですが(笑))
ですが、あの当時にこの本に出会えていたら、多分もっとマシな会社人生を送れていたんじゃないかなあと思います。
まだ「自分が何をしたいのか?」がわからない人、自信がない人は、こちらの本を読んでじっくり考えてみてはいかがでしょうか?
転職を検討するなら
新型コロナの影響もあって、IT業界や小売、金融などの数少ない好調な業界に対して、売り上げが大きく減少している業界の方が多い状況です。
例えば、「プログラミングスクール 転職」といったキーワードでyoutubeで検索すると、かなり厳しい内容の動画がたくさん出てきます。
この方の動画が、13万回以上とかなり再生回数も多く、とても現実的な話をしてくれています↓

好調だと思われているIT業界でもこれですから、転職については、かなり慎重に考えた方がいいでしょう。
ですが、今まさに厳しい業界で働いていたり、メンタル的にきつい会社で勤めているなど、転職を考えたい人もいますよね。
そんな方のために、現実的な選択肢をご紹介します。
①(20代)他業種を希望するなら、第二新卒
20代の転職であれば、第二新卒扱いでの採用応募に申し込むのもありでしょう。
大手企業でも、採用ページの中で第二新卒でも応募を受け付けているところもあります。地道に企業のHPをチェックしつつ、興味のある業界へ再度、就活を行なってみてはいかがでしょうか。
②(20代)フリーターや学歴に自信がないなら
第二新卒での応募に自信がないのであれば、未経験でも正社員採用が可能な企業を紹介してもらえる「就職ショップ」がオススメです。
【PR】転職ショップ
こちらのサービスは、人材紹介大手のリクルートが運営しており、登録企業が8,000社以上もあるので、条件に合う企業が探せるかもしれません。
③(全年代)もっと良い条件の会社を探すなら
もし、もっと良い条件の会社を探したいのであれば、非公開求人を含めた情報収集をしてみてはいかがでしょうか?
リクルート・エージェントは、
- 公開求人:102,164件
- 非公開求人:116,736件
と、他社を圧倒する求人数を誇ります。そのため、あなたが納得のいく企業を探せる可能性が高いです。
【PR】リクルート・エージェント
また、他業種への転職を成功させるには、それまでの実績をきちんとその企業でも発揮できる、ということをきちんと説明できなければいけません。
しかし、そのような抽象化の作業は、自分だけでするのはかなり難しいものです。そのため、転職エージェントへの相談を通じて、アドバイスをもらうのは1つの方法ですね。
リクルートエージェントでは、そのような相談も行っているので、もし転職を考えているのであれば、登録してみる価値はあるでしょう。
コメント