キャノンの新卒・転職者の採用状況|事業内容と将来性について

キャノン 総合電機

(画像出典:wikimedia commons, サラテマン,Alcobendas-La Moraleja、Parque Empresarial La Moraleja、Oficinas de Canon)

 

「就職・転職先として、キャノンはアリなのか?ナシなのか?」

この記事では、あなたがこの疑問に答えを出せるように、キャノンの①採用状況、②事業内容、そして、③将来性について解説していきます。

 

1、キャノンの採用状況

(1)新卒採用

キャノンの過去の採用実績は以下の通りです。

 

18年 19年 20年
文系 64 79 80
理系 376 396 442
合計 440 475 522

(参考:就職四季報 2018〜2021年)

 

コンスタントに毎年400〜500人の採用をしています。営業、マーケティングなどの総合職は70〜80名、専門的な技術職が400名程度の採用となっており、理系に有利な企業となっていますね。

 

(2)中途採用

キャノンでは、キャリア採用も随時行っていますが、2020年8月24日現在、募集している職種はほとんどありません。

情報は随時更新されると思いますので、気になる方は1度チェックしてみてください。

 

キャノンの募集職種一覧はこちら

 

2、キャノンの事業の現状

キャノンと言えば、日本の中でも一流の企業というイメージを持たれている方も多いと思いますが、実際の業績はどのようになっているのでしょうか?

新型コロナ前の2019年までの決算から、これまでの流れを押さえてみましょう。

 

2019年12月までの業績(コロナ前)

キャノンの売り上げと利益

(参考:キャノン 業績推移データ)

 

ご覧のように、2014〜2019年の6年間の売り上げと営業利益(本業の儲け)を見ると、売上は横ばい、利益は2016、2019年度に大幅に減益という状況でした。

決して、売上、利益ともに拡大してきたというわけではありませんね。

 

では、部門別に見るとどうでしょうか?詳しくみていきましょう。

 

①オフィス(プリンタ)

キャノンの売り上げと利益(オフィス)

(参考:キャノン 業績推移データ)

 

キャノンと言えば、プリンターと思い浮かぶ人も多いでしょう。

こちらはオフィスで使われるレーザープリンターなどの売り上げと営業利益ですが、2016年以降は下落傾向にありますね。

 

キャノンはこれまでプリンターに使われるトナー(インク)などの消耗品で安定的に稼ぐことで、安定した売り上げと利益を生んでいました。

ですが、最近はお役所の申請書類などでも電子化の話が話題になっているように、紙に印刷せずにデジタルデータで情報を共有する方向へと徐々に進んでいます。

このような流れから、プリンターの需要が減少し、売り上げ・利益ともに減少してきているのでしょう。

 

②イメージングシステム(カメラ)

キャノンの売り上げと利益(カメラ)

(参考:キャノン 業績推移データ)

 

キャノンの事業の中で、最も売り上げの落ち込みが大きいのが、イメージングシステム(カメラ)部門です。

スマホの高機能化が進んだことで、デジカメの市場規模がこの10年で約2〜3割にまで減少しています。(参考:「デジカメ販売、8年で7割縮小 岐路に立つカメラメーカー」)

 

特にキャノンは、ソニーのようにスマホ向けのカメラ部品を供給しているわけではないので、この影響をモロに受けている状況です。

なお、デジカメの販売台数ほど急激な落ち込みにはなっていないのは、この部門にはインクジェットプリンターも含まれているためです。

 

③産業機器(監視カメラ等)

キャノンの売り上げと利益(産業機器)

参考:キャノン 業績推移データ)

 

産業機器部門は、半導体の製造装置や、監視カメラなどの事業会社向けの製品を供給している部門です。

特に力を入れているのが、監視カメラ事業で、こちらはセキュリティ需要が増加していることから、売り上げも伸びている状況です。

 

④メディカルシステム

キャノンの売り上げと利益(メディカル)

参考:キャノン 業績推移データ)

 

メディカルシステム部門では、MRIやCTのような医療用検査装置を作っている部門です。

東芝の子会社だった東芝メディカルシステムズを買収した事業となります。こちらは、医療用ということもあって、売り上げ・利益ともに安定していますね。

 

コロナ前から、デジカメやプリンタが不振

というわけで、コロナ以前の2019年までの動きを見ても、

  • 電子化によるプリンタ事業の不振
  • スマホの普及によるデジカメの不振

が見られました。

 

赤字になっているわけではありませんが、医療分野や監視カメラなどで、次なる儲けの柱を作ろうとしていた状況と言えるでしょう。

 

新型コロナの影響は?

新型コロナの感染拡大によって、世界中で経済活動がストップしてしまい、多くの産業に影響を与えています。

キャノンには、どのような形で影響が出ているのでしょうか?四半期ごとの決算を見ることで、部門別にその影響をチェックしていきましょう。

 

2020年4-6月売上高(前年比)

単位:億円

①2019年4-6月 ②2020年4-6月 前年比(②÷①)
オフィス 4,408 3,075 -30.2%
イメージングシステム 2,047 1,417 -30.8%
メディカルシステム 1,051 1,019 -3.1%
産業機器 1,795 1,393 -22.4%
合計 9,059 6,733 -25.7%

 

ご覧の通り、メディカルシステム以外では、軒並み売り上げが2〜3割減という状況で、本業の儲けである営業利益も178億円の赤字とかなり厳しい状況にあります。

 

オフィス部門については、緊急事態宣言を受けてのリモートワーク 推奨の流れから、オフィス内でのプリンタ需要が減少していることが大きいでしょう。

また、イメージングシステムでは、外出ができないことによるカメラ事業のさらなる落ち込みが起こっています。

それ以外にも、渡航制限によって航空便・船便が不安定化しているため、部品や製品の輸送が思うように行かなくなっていることも影響が大きいようです。

 

その反面、医療用機器や、自宅で利用するインクジェットプリンタなどの需要は堅調のようなので、全ての事業でマイナスの影響が出ているわけではありませんが、今後コロナが長引くとなれば、事業構造の再編成が必要となってくるでしょう。

3、キャノンの将来性は?新型コロナを乗り切れるのか?

ここまで見てきたように、キャノンはプリンタ、カメラ、医療用機器など、かなり幅広くビジネスを行っていますが、製品を売ることで利益を上げるビジネスが多いため、新型コロナの影響を比較的大きく受けている会社と言えます。

 

その反面、うまくいっているビジネスは、いわゆるGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)が展開しているような、自宅やスマホでも楽しめるオンラインビジネスです。

そう考えると、キャノンはオンライン向けのサービスがあまり充実していないため、現在のような状況が長引けば長引くほど、経営的に不利な状況に陥りやすい会社と言えます。

 

もし、あなたがキャノンへの入社を考えているのであれば、オンラインサービスを組み合わせて何ができるかを提案できると、人事の方も興味を持ってくれるかもしれませんね。

 

4、まとめ

というわけで、キャノンの採用状況と将来性をまとめると、

  • 売り上げ、利益ともに横ばいの状況が続いていたが、プリンタやカメラ事業が衰退しつつあり、今回の新型コロナでさらに追い討ちをかけられている
  • もともとキャノンは、プリンタを普及させ消耗品で稼ぐ、というサブスクリプション的なビジネスが得意な会社であり、今後はオンラインを活用したサブスクモデルを組み合わせることが生き残りの鍵となりそう

と言えるでしょう。

 

大企業は採用減。応募者は増加するので、競争は激化。

自分の何が悪いのか分からないまま、ふるい落とされるのは苦しいものです。

当時の私もそうでしたが、どこの企業からも選ばれない状況が続くと、「自分は社会から必要とされていないのではないか?」と落ち込んでしまい、なかなか抜け出せなくなります。

 

わたしはもう40過ぎのオッサンですが、東証1部上場企業で12年勤め、その後このようなメディアをいくつか運営して、嫁さん子供を養っています。

そんな20数年の経験から、分かったことがあります。

「自分の思い通りの人生を歩むためには、なるべく競争に巻き込まれてはいけない」ということです。上には上がいますからね。

 

特に就活では、自分よりもいい学歴、いい容姿、頭の回転の速さ、などを持っている人がいっぱいいます。そして、そんな人がたくさんの内定をもらってしまいます。

たった数ページのエントリーシートで、たった数分のやり取りで、採用を蹴られてしまうなんて、あまりに理不尽だと思いませんか?

 

しかし、今回の新型コロナによって、大手企業でも今後は採用数を絞ってくるのは確実ですし、学生の側も将来への不安から、大手企業への応募が増加します。

応募者数が増えれば、企業の人事担当の採用負担が増えます。

人事の方も人間ですので、あまりに大量のエントリーシートが届けば、まともに見てくれる時間的余裕もなくなります。

 

その結果、「学歴」のような分かりやすい条件で、ふるい落とされてしまう可能性が高くなるでしょう。そんな理不尽な就活が、これから数年間は続いてしまうと思います。

 

では、「学歴」以外で、なるべく「競争に巻き込まれない」で就活をするには、どうしたらいいのでしょうか?

オススメは「オファーボックス」です。

 

写真や動画も活用できるので、人事へのアピールがしやすいサービス

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そのため、「自分の何が企業にとって魅力的に映ったのか?」を知るきっかけにもなります。その気づきを生かして、人気企業へと面接に臨むことも可能になります。

 

なるべく競争をしないで、無駄な努力を省きたい方は、登録してみてはいかがでしょうか?

 

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本当にその会社に入社したいのか?

今年〜来年の就活は、新型コロナの影響もあってかなり厳しいと言われていますし、なるべく安定した大手企業の内定が欲しいという人も多いでしょう。

その結果、大手企業への申し込みが何千〜何万人と集中することが予想されます。似たようなエントリーシート、志望動機では、人事の目に留まる可能性が昨年以上に厳しくなってくるはずです。

 

そうすると、どうすれば希望する会社から内定がもらえるのか?

 

採用する側としても、会社に価値を提供してくれそうな人間を採用したいわけですから、

  • あなたは何をしたいのか?
  • どんな価値観を持っているのか?何を大事だと思っているのか?
  • どんなことに夢中になって取り組める人間なのか?

といった、人間的な要素を問われることになるはずです。

 

UTSUさんの「人生の目的論」は1度読む価値あり

そんなことを考えたことがない、という人は、就活生向けにYoutubeで情報発信をしているUTSUさんという方が書かれている「人生の目的論」を1度読んでみることをお勧めします。

 

 

UTSUさんは、企業向けのソフトウェアで最大手のSAPジャパンで人事のトップをしていた方で、26歳の時に年収1億を超えるほど稼いでいた元スーパーサラリーマンです。

Youtube上でも3年以上、就活生向けに情報を発信しており、登録者が約20万人、20卒の学生へのアドバイスを通じて、多くの就活生を一流企業や志望企業の内定へと導いてきた方です。

 

この「人生の目的論」では、

  • 自分の人生の目的は何か?
  • その目的に、入社したい会社はどう役に立つのか?

といったことが明確になる方法を解説しています。

 

面接では必ず「あなたは当社で何をしたいのですか?」という質問が出てきますし、そのやり取りの中であなたの価値観は測られます。

なので、自分自身をきちんと表現するための、理論武装を行う上でとても参考になると思います。

 

しかも、この「人生の目的論」で内定をもらった方々の「①内定企業」と「②その方の人生の目的」も合わせて掲載されています(なんと三万字分もあります)。

これを見るだけでも、入社したい会社、業界に受かった人が、どんな目的意識を持って就活に臨んでいたのかを知ることができますので、就活を考える上でもかなり参考になるのではないでしょうか?

 

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もし、就活で悩んでいるのであれば、1度目を通してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

とりあえず転職について知りたいなら

新型コロナウイルスの拡大によって、これまでの「人と人が接してきた商売」をしていた企業は、そもそも売り上げが成り立たなくなってきます。

特に、雇用調整助成金が終了する10月以降はかなり厳しくなってくると予想されます。転職市場もだんだん厳しくなっていくことでしょう。

 

ただ、そうは言っても、「今の会社でずっと働きたくない」と思う人もいるでしょう。

そんな場合には、リクナビNEXTがオススメです。

 

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企業の方から声をかけてもらえるのであれば、スキルのミスマッチもありませんので、スムーズに転職活動ができますし、自分の市場価値の確認もできます。

 

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