(画像出典:wikimedia commons, 円周率3パーセント, 名古屋市東区大幸南の三菱電機名古屋製作所)
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この記事では、三菱電機に就職・転職をしたい人に必要な、
- 採用状況
- 業績と事業内容
- 今後どうなるのか?
の3点について解説していきます。
1、三菱電機の採用状況
(1)新卒採用
三菱電機の新卒採用実績は、以下のようになっています。
事務系が200名程度、技術系が660名程度と、ここ数年は安定しています。
また、配属先は以下のようになっています。
事務系の大半は営業職、技術系は設計に配属されています。
(2)中途採用
三菱電機では、地方に多くの工場があるため、Uターン、Iターンでの転職を検討している場合には、1度チェックしてみる価値はあるでしょう。
2、三菱電機の事業の現状
三菱電機の2009年〜2019年度の売上高、営業利益を見ると、この10年で売上高は約1兆円増えましたが、営業利益は2,000〜3,000億円の間を行ったり来たりしていました。
また、セクター別の売上構成を見てみると、重電システム(発電インフラ)や産業メカトロニクス(工場の自動化、自動車工場)で半分以上を占めています。
また、今年2月から本格化している新型コロナの感染拡大ですが、業績への影響が本格化する2020年度において、売上高で4,400億円(約10%)、営業利益で1,350億円(約50%)の減収減益になる見通しです。
3、三菱電機の10年後はどうなる?将来性はあるのか?
ここ10年間で見ると、リーマンショックがあった2009年度でも営業利益は黒字でしたし、経営状態としてはかなり優秀で安定している企業だと言えます。
また、今回の新型コロナの影響も、自動車や民生家電などでは影響が出そうですが、発電などのインフラ周りの事業は影響が受けにくいでしょう。
むしろ、気になるのは、長時間労働、パワハラなどの企業カルチャーの方でしょう。
2012年から6人の労災認定者、5人の自殺者を出しており、ブラック企業大賞を何度も認定されています。
特に技術職の方が犠牲になられているようですが、これは工場勤務で転勤がほとんどないため、人間関係的にも、転職先としても、逃げ場がない状況に追い込まれてきたからでしょう。
これに対する企業の取り組みは、外側からはわからないため、まだ同じ状況なのか、改善されているのかは判断がつかないことがリスクと言えます。
もちろん、ひどい環境の職場だけではないと思いますが、「いざという時には転職する」という選択肢を持ちつつ就活を行うべき企業なのかな、と子供を持つ親としては残念ながら思います。
4、まとめ
というわけで、三菱電機の採用状況と将来性をまとめると、
- 過去10年は本業で黒字を継続しており、将来的にも安定している
- インフラ関連のビジネスが中核にあるため、新型コロナの影響が企業の存続を危ぶませるほどでもない
- その一方で、長時間労働・パワハラによる自殺が多い企業カルチャーであり、改善されているのかがわからないのが、就活をする上でのリスク
と言えるでしょう。
【就活】3年生の12月時点で、準備できることは?
2022年卒生への大企業の採用スケジュールは、
- 3月1日採用情報の解禁
- 6月1日選考開始
と今年と変わらない予定です。
そのため、12月の現時点で準備できることといえば、
- インターンシップへの参加
- OB・OG訪問
- 業界研究・企業研究での絞り込み
- エントリーシートの作成
あたりでしょう。そこで、注意すべき点についてまとめました。
(1)インターンシップについて
インターンシップは、企業によって夏にやっていたり、秋冬にやったりとマチマチです。
また、企業のHPで募集しているところもあれば、マイナビやリクナビで登録するところもあるので、どちらもチェックしておきましょう。
(2)OB・OG訪問について
ここ数年、「OB・OGの立場を利用して、就活生にセクハラをする」という事件を頻繁に目にするようになりました。
このような不祥事が起こると、例え一流企業であっても、企業イメージがかなり悪くなるため、かなり気を遣うようになっています。
そのため、「OB・OG訪問をしなければ、内定がもらえない」という会社は、ほとんどありません。
(気になる方は、「みん就」で内定者のコメントを見てみれば、OB・OG訪問なしで内定をもらっている人がかなりの割合でいることを確認できます。)
もちろん、その会社の雰囲気や仕事内容などのアドバイスは参考になりますし、社会人の方と話をすること自体が、1つの経験となりますから、決して無駄にはなりませんが、絶対にやらなければいけないというものではありません。
ちなみに、OB・OG訪問は、「大学の就職支援センター」で予約できますので、そちらでチェックしてみてください。
(3)業界研究・企業研究
この記事では、企業のHPや決算発表資料、就職四季報などから情報を整理していますが、職場の雰囲気や企業カルチャーは、実際に働いたことのない人でなければ分かりません。
入社すれば長く働く場所になるわけですから、事前にその辺りの情報もチェックしておくべきでしょう。
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こちらの転職会議を使えば、勤務経験者の口コミをチェックできるので、気になる会社の職場の雰囲気や、残業代、有給休暇が取れるかなどの実態を調べることができます。
無料で使えますので、チェックしておいて損はないでしょう。
(4)エントリーシートの作成
エントリーシートを作成するにあたり、押さえておきたいのは、
- 学生時代に頑張ったことは何か?(いわゆる「ガクチカ」ですね)
- 志望動機(なぜ、当社を志望するのか?)
の2点です。
特に厄介なのが、志望動機です。
志望動機は、例えば楽天が運営している「みん就」を利用すれば、企業ごとに内定をもらった人の志望動機をチェックすることができます。
ソニーの志望動機は、みん就に1,000件以上投稿されている
と言うことは、逆を言えば、それを見れば、全員がそれっぽいことを書けるわけです。
しかし、採用側では、そんな中から優秀な人材を探して採用しなければなりません。ではどうするのか?
当然ですが、その志望動機について、「なぜ、そう思ったのですか?」「それは、当社である必要があるのですか?」と深く突っ込んで質問をしてくるわけです。
昔のわたしは、ここでつまづいて、たくさん落とされました。最終的には、気合と根性の証券会社に落ち着いたわけですが(笑)
そのため、志望動機の根拠をきちんと説明できるレベルまで、「自己分析」が十分にできていないと、面接の時に採用担当を納得させられないのです。
なぜなら、「自分がどんなことにやる気を出せる人間なのか?」と「その企業のやっているビジネスのどんな点に、やる気を感じるのか?」がきちんと結びついていないと、採用側が「こいつなら当社で頑張ってくれるだろう」と思ってくれないからです。
自己分析をするならコレが鉄板
30年近く運営されている就活塾に「我究館」があります。
これまで9,200人以上の就活生を商社や保険、マスコミ、国家公務員などの、いわゆる一流企業の内定へと導いてきた実績のある就活塾です。
この「我究館」で得られた経験を書籍にしたものが、就活生のバイブルとなっている「絶対内定2022」です。
この本は500ページ以上のボリュームなのですが、就活についてのノウハウ本の域ではなく、徹底的に自己分析を掘り下げられるような内容になっています。
具体的には、
- 自分の夢とは何なのか?
- 「働くこと」とは何か?
- 「就職する」とは、どういうことなのか?
- 本気で就職活動に取り組むとはどういうことなのか?
- できる人とはどんな人か?
- 会社でやりたいことは本当にできるのか?
このような、面接官から質問されたらドキッとするようなことを徹底的に深掘りして、具体的な行動にまで落とし込めるように書かれているのです。
自己分析は、時間的に余裕のある今のうちにしておいた方がいいです。もし、本気で内定を取りたいと思っているのであれば、1度目を通しておくことをオススメします。
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とりあえず、もっと手軽に自己分析をしてみたいのであれば、逆求人サイトのオファーボックスが提供している「Analize U+」が便利です。
5〜10分程度のプロフィール入力で、上記のような「自分の強みや弱み」を点数化してくれますから、自分の性格の特徴や傾向に気づく参考になります。
また、ここで入力されたプロフィールによって、興味のある企業があなたに面接のオファーをくれることもあります。
エントリーシートを書く手間も省けますし、大企業から中小企業まで、幅広く登録していますので、これがきっかけで興味を持てる業界や企業が出てくる可能性だってありますよね。
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(当サイトでも、今年の6〜7月が1番登録件数が多かったです)
自己分析もできますし、面接の練習にもなります。また、とりあえず滑り止めの内定をもらえれば、精神的にも楽になるので、本命の会社面接でも緊張せずに済むでしょう。
無料で登録できますので、1度試してみてはいかがでしょうか。
転職を検討するなら
新型コロナの影響もあって、IT業界や小売、金融などの数少ない好調な業界に対して、売り上げが大きく減少している業界の方が多い状況です。
例えば、「プログラミングスクール 転職」といったキーワードでyoutubeで検索すると、かなり厳しい内容の動画がたくさん出てきます。
この方の動画が、13万回以上とかなり再生回数も多く、とても現実的な話をしてくれています↓
好調だと思われているIT業界でもこれですから、転職については、かなり慎重に考えた方がいいでしょう。
ですが、今まさに厳しい業界で働いていたり、メンタル的にきつい会社で勤めているなど、転職を考えたい人もいますよね。
そんな方のために、現実的な選択肢をご紹介します。
①(20代)他業種を希望するなら、第二新卒
20代の転職であれば、第二新卒扱いでの採用応募に申し込むのもありでしょう。
大手企業でも、採用ページの中で第二新卒でも応募を受け付けているところもあります。地道に企業のHPをチェックしつつ、興味のある業界へ再度、就活を行なってみてはいかがでしょうか。
②(20代)フリーターや学歴に自信がないなら
第二新卒での応募に自信がないのであれば、未経験でも正社員採用が可能な企業を紹介してもらえる「就職ショップ」がオススメです。
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また、他業種への転職を成功させるには、それまでの実績をきちんとその企業でも発揮できる、ということをきちんと説明できなければいけません。
しかし、そのような抽象化の作業は、自分だけでするのはかなり難しいものです。そのため、転職エージェントへの相談を通じて、アドバイスをもらうのは1つの方法ですね。
リクルートエージェントでは、そのような相談も行っているので、もし転職を考えているのであれば、登録してみる価値はあるでしょう。
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