東芝の新卒・転職者の採用状況|事業内容と将来性について

総合電機

(画像出典:wikimedia commons, 円周率3パーセント, 東芝名古屋ビル)

 

この記事では、東芝に就職・転職をしたい人に必要な、

  1. 採用状況
  2. 業績と事業内容
  3. 今後どうなるのか?

の3点について解説していきます。

 

1、東芝の採用状況

(1)新卒採用

東芝の2020年度の採用計画は以下のとおりです。

 

東芝の2020年度採用計画

(参考:東芝 2020年度採用計画について)

 

国内連結ベースで、昨年の1,040人から1,170人へと増加させています。中核会社での採用は350人と変わりません。

 

(2)中途採用

東芝は、この5年間でグループ5,000人規模の希望退職を実施しましたが、その一方で、データを扱いながら新しいビジネスを創出する人材については積極的に中途採用の募集を行っています。

(参考:東芝 採用ページ)

 

MUST要件、WANT要件がそれぞれ具体的に示されていますので、該当しそうな職種があれば、申し込んでみるのも手でしょう。

 

途中ですが、この記事の説明を。

どうも、このサイト「10年後の仕事.com」を運営しているゴトウです。

このサイトでは、就活生・転職希望者のために、個別企業の現状と将来性について解説しています。

 

ぶっちゃけた話、「自分がやりたいことが何か?なんて、よくわからないから、とりあえず大きくて安定している会社に入っから、ゆっくり考えようかな。」と思いながら、就活や転職について考えていませんか?

 

昨年までは、それでも良かったと思うんです。景気はそこそこ良かったですから。

ですが、今年は新型コロナによって、大企業の採用がかなり減ってしまいました。今年の就活の内定率は、10月1日時点の内定率は88.7%と前年比-5.1ポイントと、昨年よりもかなり下がっていました。

(参考:就活みらい研究所)

 

来年の採用についても、この傾向はさらに続くと思われます。

特に大企業での採用数の減少は続きそうなので、競争率も高くなりますし、難しい状況となっていくでしょう。

 

では、どうすれば、希望している会社から内定をもらえるのか?

日本の大企業の新卒採用では「ポテンシャル採用」、つまり、「こいつなら、やってくれるんじゃないか?」という期待で採用されます。

 

ということは、エントリーシートや面接で「志望動機」がとても重要になります。

具体的には、「わたしのやりたいことはコレコレで、御社であれば、それができると思ったので、ぜひ入りたいのです。」という熱意と納得感のあるストーリーをどれだけアピールできるかにかかってくるわけです。

 

ところが、就活・転職というイベントは、人生で何度もない一大イベントなはずなのに、個別企業についての、就活生や転職希望者が知りたい情報って、あまり見つからないと思いませんか?

 

もちろん、会社のHPを見れば、良さそうなことが書かれていますよ。

でも、今回の新型コロナで、ほとんどの会社の売り上げが大きく下がったり、赤字になって大変なわけじゃないですか?

 

しかも、希望退職を募集すると、学生に人気のある一流企業でも応募が殺到した、というニュースもけっこうに目にしますよね。

「実際のところはどうなの?」って気になりませんか?

 

わたしだったら、そういう情報を幅広く知りつつ、その意味をきちんと理解しておかないと、心の底から「この会社で働いてみたい!」とは思えませんし、おそらくあなたも、納得のいく志望動機を考えることもできないと思うんです。

なので、そんな人たちのために、就職四季報や会社の決算資料、ニュース記事などから、就活・転職を考える上で、参考になりそうな情報をまとめて、分析してみました。

 

ちなみに、わたしは証券会社で12年働いてきました。

個人営業でノルマ三昧で辛かった時期も経験してきましたし、本社の企画部門でリストラ策や中期経営計画を考える、いわゆるエリートポジションにいたこともあります(自分で言うか?笑)。

 

なので、「この会社に投資したら、儲かるのか?」「会社はどういった理由で、こんなことをするのか?」ということが、普通のサラリーマンよりはわかると思うので、少しは参考になるのではないかな、と思います。

 

と言っても、それほど難しいことは書いていませんので、気楽に目を通してみてください。

それでは参りましょう。

 

 

2、東芝の事業の現状

東芝の2009年〜2019年度の売上高、営業利益を見ると、このようになっています。

 

東芝の売上推移

(参考:東芝 決算資料)

 

ご覧のように、売上高はこの10年でほぼ半分になりました。

2015年に粉飾決算が発覚し、その赤字を補うために、儲かっていた事業をどんどん売却したからです。

 

東芝が売却した主な事業

 

時期 売却先 内容
2016年3月 キャノン 医療事業(100%)
2016年6月 美的集団グループ 家電事業(80%)
2018年2月 ハイセンスG テレビ事業(95%)
2018年6月 投資ファンド 東芝メモリ(100%)
2018年10月 シャープ パソコン事業(80%)

*( )内は、持ち株の売却割合

(参考:東芝 決算資料)

 

ご覧のように、テレビや家電、PC、メモリなどの製造業としての事業の売却となっています。

その反面、本業の儲けを示す営業利益を見ると、粉飾決算のあった2015年は大きく赤字を出していますが、その後は数百億〜1,000億円規模の営業黒字を維持しており、企業としての収益力は安定してきていると言えます。

 

実際、現在残っている東芝の事業を見ると、エネルギー(発電事業)・インフラ(鉄道等)・ビル(エレベーター)の売り上げが半分以上を占めており、景気に左右されにくい事業構造へと転換が進んでいます。

 

東芝の部門別売上

(参考:東芝 決算資料)

 

また、今年2月から本格化している新型コロナの感染拡大ですが、2〜3月分の影響としては、営業利益ベースで約200億円、今年度は約900億円程度ということで、会社の存続が危ぶまれる状況ではなさそうです。

 

東芝の新型コロナの影響

(参考:東芝 決算資料)

 

2015年の粉飾決算によって、東芝の事業内容が「生活するためになくてはならない事業」だけを残した結果が、結果的に今回の新型コロナのリスクを最小限にしたと言えるでしょう。

 

3、東芝の10年後はどうなる?将来性はあるのか?

2015年の粉飾決算以降、儲かっている事業の売却やリストラの話題が多く、日立や三菱電機と比べて凋落ぶりがひどいイメージのあった東芝ですが、むしろ今後はかなり有望な可能性があります。

というのも、日本の大企業の中でも、ここまでひどい目に遭っている企業はなく、経営陣も含めて大きく変わらないと生き残れないという危機感が強くなっているからです。

 

東芝の歴代の社長を見ると、現在の車谷CEO以前の53年間は、東芝出身の生え抜き社員がずっと続いていました。

そうなると、出世競争は熾烈を極めるわけですが、その中でズルをしてでも実績を出して社長に成り上がろうとする人が出てきます。

それが粉飾決算の原因となった米国の原発会社の買収をしようとした西田元社長からの3社長の流れだったわけです。

(参考:文春オンライン「東芝を解体に追い込んだ三悪人の「言い分」)

 

しかし、粉飾決算によってこれまでの経営陣の悪事が明るみに出たことで、外部から経営陣を入れることになりました。

現在の車谷CEOは、銀行→投資ファンド出身者であり、ガンガン事業売却を行い、身軽な企業へと転身を進めています。

 

また、その上で今あるインフラ事業で得られるデータを駆使して、Googleやアマゾンのようなプラットフォームビジネスを展開しようとしています。

その旗振り役として、ドイツの総合電機メーカーであるシーメンスの日本法人社長だった島田太郎さんをヘッドハンティングし、東芝の事業の再構築を進めているところです。

(参考:日経ビズ「東芝はプラットフォーマーとして生き残る」)

 

日本の大企業には、「金にならないけど実はすごい」という技術や事業がたくさんあります。しかし、それをうまく使いこなし、ビジネスとして利益を上げられる人がいませんでした。

部門ごとの縦割り組織だったために、部門をまたいで技術を組み合わせてビジネスを育てるということができなかったからです。

 

しかし、東芝では、そのようなしがらみがなくなり、ようやく今の社会にあった人たちが経営に携わるようになったと思われます。

しかも、事業としては、インフラよりの安定した収益を出せるビジネスを残しているため、安定しつつ、成長も見込める企業となっていくのではないでしょうか。

 

4、まとめ

というわけで、東芝の採用状況と将来性をまとめると、

  • 過去の粉飾決算の精算のために事業売却が続いており、売り上げがこの10年で半減しているものの、本業の利益は確保しており安定した会社へと転換している
  • インフラ関連のビジネスが中核になったため、新型コロナの影響が企業の存続を危ぶませるほどでもない
  • 今後はインフラ事業のデータを活用したプラットフォームビジネスへと転換していく予定であり、旧来の企業カルチャーを持つ他の日本企業に比べて働きやすく変わっていく可能性がある

と言えるでしょう。

 

【就活】3年生の12月時点で、準備できることは?

2022年卒生への大企業の採用スケジュールは、

  • 3月1日採用情報の解禁
  • 6月1日選考開始

と今年と変わらない予定です。

 

そのため、12月の現時点で準備できることといえば、

  1. インターンシップへの参加
  2. OB・OG訪問
  3. 業界研究・企業研究での絞り込み
  4. エントリーシートの作成

あたりでしょう。そこで、注意すべき点についてまとめました。

 

(1)インターンシップについて

インターンシップは、企業によって夏にやっていたり、秋冬にやったりとマチマチです。

また、企業のHPで募集しているところもあれば、マイナビやリクナビで登録するところもあるので、どちらもチェックしておきましょう。

 

(2)OB・OG訪問について

ここ数年、「OB・OGの立場を利用して、就活生にセクハラをする」という事件を頻繁に目にするようになりました。

このような不祥事が起こると、例え一流企業であっても、企業イメージがかなり悪くなるため、かなり気を遣うようになっています。

 

そのため、「OB・OG訪問をしなければ、内定がもらえない」という会社は、ほとんどありません。

(気になる方は、「みん就」で内定者のコメントを見てみれば、OB・OG訪問なしで内定をもらっている人がかなりの割合でいることを確認できます。)

 

もちろん、その会社の雰囲気や仕事内容などのアドバイスは参考になりますし、社会人の方と話をすること自体が、1つの経験となりますから、決して無駄にはなりませんが、絶対にやらなければいけないというものではありません。

ちなみに、OB・OG訪問は、「大学の就職支援センター」で予約できますので、そちらでチェックしてみてください。

 

(3)業界研究・企業研究

この記事では、企業のHPや決算発表資料、就職四季報などから情報を整理していますが、職場の雰囲気や企業カルチャーは、実際に働いたことのない人でなければ分かりません。

入社すれば長く働く場所になるわけですから、事前にその辺りの情報もチェックしておくべきでしょう。

 

転職会議を使えば、元社員の口コミが無料でチェックできる

転職会議

こちらの転職会議を使えば、勤務経験者の口コミをチェックできるので、気になる会社の職場の雰囲気や、残業代、有給休暇が取れるかなどの実態を調べることができます。

無料で使えますので、チェックしておいて損はないでしょう。

 

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(4)エントリーシートの作成

エントリーシートを作成するにあたり、押さえておきたいのは、

  • 学生時代に頑張ったことは何か?(いわゆる「ガクチカ」ですね)
  • 志望動機(なぜ、当社を志望するのか?)

の2点です。

 

特に厄介なのが、志望動機です。

志望動機は、例えば楽天が運営している「みん就」を利用すれば、企業ごとに内定をもらった人の志望動機をチェックすることができます。

 

ソニーの志望動機は、みん就に1,000件以上投稿されている

志望動機

 

と言うことは、逆を言えば、それを見れば、全員がそれっぽいことを書けるわけです。

しかし、採用側では、そんな中から優秀な人材を探して採用しなければなりません。ではどうするのか?

 

当然ですが、その志望動機について、「なぜ、そう思ったのですか?」「それは、当社である必要があるのですか?」と深く突っ込んで質問をしてくるわけです。

昔のわたしは、ここでつまづいて、たくさん落とされました。最終的には、気合と根性の証券会社に落ち着いたわけですが(笑)

 

そのため、志望動機の根拠をきちんと説明できるレベルまで、「自己分析」が十分にできていないと、面接の時に採用担当を納得させられないのです。

 

なぜなら、「自分がどんなことにやる気を出せる人間なのか?」と「その企業のやっているビジネスのどんな点に、やる気を感じるのか?」がきちんと結びついていないと、採用側が「こいつなら当社で頑張ってくれるだろう」と思ってくれないからです。

 

自己分析をするならコレが鉄板

絶対内定2022

30年近く運営されている就活塾に「我究館」があります。

これまで9,200人以上の就活生を商社や保険、マスコミ、国家公務員などの、いわゆる一流企業の内定へと導いてきた実績のある就活塾です。

この「我究館」で得られた経験を書籍にしたものが、就活生のバイブルとなっている「絶対内定2022」です。

 

この本は500ページ以上のボリュームなのですが、就活についてのノウハウ本の域ではなく、徹底的に自己分析を掘り下げられるような内容になっています。

具体的には、

  • 自分の夢とは何なのか?
  • 「働くこと」とは何か?
  • 「就職する」とは、どういうことなのか?
  • 本気で就職活動に取り組むとはどういうことなのか?
  • できる人とはどんな人か?
  • 会社でやりたいことは本当にできるのか?

このような、面接官から質問されたらドキッとするようなことを徹底的に深掘りして、具体的な行動にまで落とし込めるように書かれているのです。

 

自己分析は、時間的に余裕のある今のうちにしておいた方がいいです。もし、本気で内定を取りたいと思っているのであれば、1度目を通しておくことをオススメします。

 

 

無料で使える自己分析ツール「Analize U+」

とりあえず、もっと手軽に自己分析をしてみたいのであれば、逆求人サイトのオファーボックスが提供している「Analize U+」が便利です。

 

オファーボックスのAnalize U+

 

5〜10分程度のプロフィール入力で、上記のような「自分の強みや弱み」を点数化してくれますから、自分の性格の特徴や傾向に気づく参考になります。

 

また、ここで入力されたプロフィールによって、興味のある企業があなたに面接のオファーをくれることもあります。

エントリーシートを書く手間も省けますし、大企業から中小企業まで、幅広く登録していますので、これがきっかけで興味を持てる業界や企業が出てくる可能性だってありますよね。

 

なお、こういうサービスは、大手企業の採用活動が始まる前がチャンスです。逆に6月を過ぎると、内定をもらえずに焦って登録する人が増えるので、中小企業であっても競争率が高くなります。

(当サイトでも、今年の6〜7月が1番登録件数が多かったです)

 

自己分析もできますし、面接の練習にもなります。また、とりあえず滑り止めの内定をもらえれば、精神的にも楽になるので、本命の会社面接でも緊張せずに済むでしょう。

無料で登録できますので、1度試してみてはいかがでしょうか。

 

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転職を検討するなら

新型コロナの影響もあって、IT業界や小売、金融などの数少ない好調な業界に対して、売り上げが大きく減少している業界の方が多い状況です。

例えば、「プログラミングスクール 転職」といったキーワードでyoutubeで検索すると、かなり厳しい内容の動画がたくさん出てきます。

この方の動画が、13万回以上とかなり再生回数も多く、とても現実的な話をしてくれています↓

 

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

 

好調だと思われているIT業界でもこれですから、転職については、かなり慎重に考えた方がいいでしょう。

ですが、今まさに厳しい業界で働いていたり、メンタル的にきつい会社で勤めているなど、転職を考えたい人もいますよね。

そんな方のために、現実的な選択肢をご紹介します。

 

①(20代)他業種を希望するなら、第二新卒

20代の転職であれば、第二新卒扱いでの採用応募に申し込むのもありでしょう。

大手企業でも、採用ページの中で第二新卒でも応募を受け付けているところもあります。地道に企業のHPをチェックしつつ、興味のある業界へ再度、就活を行なってみてはいかがでしょうか。

 

②(20代)フリーターや学歴に自信がないなら

第二新卒での応募に自信がないのであれば、未経験でも正社員採用が可能な企業を紹介してもらえる「就職ショップ」がオススメです。

 

就職ショップ

 

こちらのサービスは、人材紹介大手のリクルートが運営しており、登録企業が8,000社以上もあるので、条件に合う企業が探せるかもしれません。

 

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③(全年代)もっと良い条件の会社を探すなら

リクナビエージェントの求人数

 

もし、もっと良い条件の会社を探したいのであれば、非公開求人を含めた情報収集をしてみてはいかがでしょうか?

リクルート・エージェントは、

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エージェントに相談することで、他業種でアピールできる強みを発掘

また、他業種への転職を成功させるには、それまでの実績をきちんとその企業でも発揮できる、ということをきちんと説明できなければいけません。

しかし、そのような抽象化の作業は、自分だけでするのはかなり難しいものです。そのため、転職エージェントへの相談を通じて、アドバイスをもらうのは1つの方法ですね。

 

リクルートエージェントでは、そのような相談も行っているので、もし転職を考えているのであれば、登録してみる価値はあるでしょう。

 

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