野村證券の新卒・転職者の採用状況|事業内容と将来性について

野村證券 証券会社

(画像出典:wikimedia commons, kakidai, 野村ホールディングス本社、野村證券本社)

(本ページはプロモーションが含まれています。該当するサービスには、【PR】と表記しております)

 

「就職・転職先として、野村證券はアリなのか?ナシなのか?」

この記事では、あなたがこの疑問に答えを出せるように、野村證券の①採用状況、②事業内容、そして、③将来性について解説していきます。

 

はじめに

どうも、このサイト「10年後の仕事.com」を運営しているゴトウです。

ここからは、「あなたの(気になっている)会社がこれからどうなるのか?」を予測することができるように、必要な情報を順番にご紹介します。

 

すごく不思議に思うんですが、就活や転職は「絶対に失敗したくない」と誰もが思っているはずなのに、個別の企業について、すごく大雑把な情報しかないと思いませんか?

 

特に今年は新型コロナの影響もあって、世界中の経済活動がかなり落ち込んでいます。

今まで大丈夫だと思われていた業界(例えば航空業界、自動車産業など)でも、こんな状況があと数年続けば、確実に潰れるところが出てきそうな状況なのです。

 

だから、それぞれの業界・企業が、「今どのような状況にあるのか?」「本当に大丈夫なのか?」といったことが、なかなか分かりにくいですし、

「とりあえず名の通った大企業に入ればいいや」と思ってしまう人って、けっこういると思うんですよ。(まあ、20年前のわたしがそうだったんですけどね、、、)

 

それはちょっと残念すぎると思うんです。

就活や転職は、あなたの人生の中でも1〜2番目に来るような大きな決断なわけですから、その後の人生の「自由度」や「やりがい」にもつながってきますからね。

 

なので、そんな人の参考になればと、こんな記事を作っています。

ちなみにわたしの前職は証券会社で、最初の5年を個人営業、残りの7年を本社の企画部門で仕事をしていましたので、証券業界のことはかなり理解できていると思います。

 

とは言っても、それほど難しいことは書いていないので、気楽に目を通してみてください。

それでは参りましょう。

 

 

1、野村證券の採用状況

(1)新卒採用

野村證券の過去の採用実績と、採用実績校は以下の通りです。

 

20152016201720182019
採用数570600600600627
採用校数167168166167149
東大◯◯◯◯◯
京大◯◯◯◯◯
一橋大◯◯◯◯◯
東工大◯◯◯◯◯
北大◯◯◯◯◯
東北大◯◯◯◯◯
名大◯◯◯◯◯
阪大◯◯◯◯◯
九大◯◯◯◯◯
筑波大◯◯◯◯◯
横国大◯◯◯◯◯
神戸大◯◯◯◯◯
慶大◯◯◯◯◯
早大◯◯◯◯◯
上智大◯◯◯◯◯
明治大◯◯◯◯◯
青山学院大◯◯◯◯◯
立教大◯◯◯◯◯
中央大◯◯◯◯◯
法政大◯◯◯◯◯
関西学院大◯◯◯◯◯
関西大◯◯◯◯◯
同志社大◯◯◯◯◯
立命館大◯◯◯◯◯
日大◯
日本女子大◯
西南学院大◯
成城大◯
近畿大◯
南山大◯
明学大◯
同女大◯
フェリス女子大◯
創価大◯
駒沢大◯
京産大◯
中京大◯
國學院大◯
大妻女子大◯
学習院大◯
京都女子大◯
東京理科大◯
金沢大◯
岡山大◯
久留米大◯
金城学大◯
立命館大APU◯
龍谷大◯
帝京大◯
専修大◯
北海学園大◯
東洋大◯
長崎大◯
愛知淑徳大◯
成蹊大◯
聖心女子大◯
宮城学院女子大◯
東京経済大◯
和歌山大◯
ICU◯
独協大◯
東京女子大◯
甲南大◯
神奈川大◯
香川大◯
神戸学院大◯
福岡大◯◯
名城大◯
上海交通大◯
横浜市大◯
山口大◯
武庫川女子大◯
北九州市大◯
ノートルタム大◯
二松学舎大◯
津田塾大◯
国士舘大◯
島根大◯
島根県立大◯
熊本県大◯
北星学園大◯
京都光華大◯
白百合女子大◯
弘前大◯
復旦大◯
愛知大◯
京都外大◯
愛知県大◯
茨城大◯
大阪市大◯
金沢星稜大◯
釧路公立大◯
昭和女子大◯
信州大◯
高崎経済大◯
鹿児島国際大◯
学習院女子大◯
安田女子大◯
東北学院大◯
椙山女学園大◯
日体大◯
福島大◯
北海道教育大◯
千葉商大◯
愛知学院大◯
愛媛大◯
福山平成大◯
恵泉女学園大◯
防衛大◯
京都精華大◯
大東文化大◯
いわき明星大◯
徳島文理大◯
中部大◯
明星大◯
静岡県大◯
徳山大◯
大分大◯
神戸女学園大◯
佛教大学◯
首都大◯
他m大◯
東洋英和女大◯
北海道医療大◯
東海大◯
県立広島大◯
札幌大◯
ビンガムトン大◯
相模女大◯
小樽商大◯
高知大◯
高知工科大◯
広島修道大◯
東京外大◯
共立女大◯
常葉大◯
東京女子体育大◯
産能大◯
東邦大◯
工学院大◯
東京家政大◯
清華大学◯
宇都宮大◯
松山大◯
国立音大◯
セントメアリーズ大◯
清泉女大◯
三重大◯
お茶女大◯
名古屋外大◯
亜細亜大◯
宮崎公立大◯
ノースアジア大◯
桃山学院大◯
流通経済大◯
桜美林大◯
京都府大◯
文京学院大◯
大阪体育大◯
新潟大◯
東北福祉大◯
都留文科大◯
拓殖大◯
秋田県大◯
山梨学院大◯
大阪府大◯
大阪教育大◯

(参考:就職四季報 2014〜2019年)

 

2018年は、全ての採用大学が書かれていましたが、それ以外の年は一部の記載だけでした。他の年で◯が付いていない大学でも採用されている可能性がありますので、あくまで参考としてください。

ただし、かなり幅広い大学から採用されていることがわかりますね。学歴はあまり関係がないと言えるでしょう。

 

わたしも証券会社で12年ほど勤務をしていたので、傾向的にわかるのですが、基本的にほとんどの人が営業として採用されるため、「やる気や行動力のある学生」が求められているのだと思います。

実際に、マーケットの知識は大学ではどこも教えてませんし、自分なりの相場観を持つには、仕事の中での膨大な勉強と経験が必要になりますので、学歴はあまり関係なく採用されるようです。

 

(2)中途採用

野村證券は中途採用も行なっています。

証券営業だけでなく、グループ会社の中には資産運用会社やリース会社、信託銀行など、幅広い分野をカバーしているので、これまでの経験を野村グループで試すことが可能です。

 

野村證券グループの中途採用

(参考:野村證券 キャリア採用ページ)

 

基本的には即戦力としての採用ですので、これまでの経歴にマッチした条件があるか、確認してみてください。

 

2、野村證券の事業の現状

野村證券への入社を考えているのであれば、他の大手証券である大和証券、SMBC日興証券なども気になっていると思います。

実は、この5年間で見てみると、最大手である野村證券は、売上、利益ともに1番苦しい状況にあります。

昨年2018年度の決算では、売上ベースで前年比25%のマイナス、1,004億円の赤字を計上してしまったのです。

 

野村證券の売り上げと利益

(参考:野村ホールディングス 決算関連資料)

 

ちなみに、大和証券は638億円の黒字、SMBC日興証券は333億円の黒字でした。野村證券だけが一人負けの状況だったんですね。

このような苦しい状況にある理由は、大きく3つあります。

それは、

  1. 間接部門(稼がない部門)のコストが高い
  2. 金融庁の規制が厳しくなって、回転売買ができなくなった
  3. 独立系のため、銀行からの紹介が見込めない

の3点です。詳しく解説します。

 

(1)間接部門のコストが高い

野村證券の決算を見てみると、他社と比べて圧倒的にコストが高いことがわかります。

例えば、野村證券の2018年の費用は、1兆1,500億円でしたが、これは野村證券の預かり資産の約1%に当たります。

それに対して、大和証券は0.56%、SMBC日興証券は0.46%と、野村證券の半分ほどの費用なのです。

 

①費用 ②預かり資産 ①÷②
野村證券 1.15兆円 114.7兆円 1.01%
大和証券 0.37兆円 66.3兆円 0.56%
SMBC日興証券 0.28兆円 60.2兆円 0.46%

(参考:各社HPの決算情報より集計)

 

なぜ、野村證券はこれほどコストが高いのか?

その理由は、積極的な海外展開です。

野村證券は、日本で最大手の証券会社であり、売上、預かり資産ともに2位以下の証券会社を圧倒しています。

そのため、「いつまでも国内1位の地位に甘んじることなく、世界に打って出なければ。」という方針によって、積極的に海外の金融機関の買収に動いてきました。

 

代表的なのが、2008年〜9年にかけてのリーマンブラザーズの買収です。

この買収にはかなりのお金を費やしました。一時費用だけで2,000億円ものお金がかかり、8,000人を雇用したことで、人件費もかなり膨れ上がりました。

 

さらに、当時のリーマンブラザーズで働いていた人たちは、野村證券の社員よりも高額の報酬を得ていました。一説には1人平均3,000万円以上とも言われています。

その後はリストラをして整理していったものの、野村グループの従業員は、国内で約1.5万人に対して、海外が1.2万人とほぼ半分が海外の社員です。

 

ところが、収益に対する貢献度を見てみると、2017〜2018年の2年間に限ってみても、海外からの利益はほとんどないか、むしろマイナスなのです。

 

海外の利益貢献度

(参考:野村ホールディングス 決算関連資料)

 

つまり、海外の1.2万人分の費用を国内の営業部門が支えている構図にあるのです。

そのため、預かり資産に対する手数料比率が高くなり、お客さんに無理をさせてしまっているんですね。

 

(2)金融庁の規制が厳しくなって、回転売買ができなくなった

さらに、この数年で金融庁による回転売買に対する規制が厳しくなってきました。

今年の6月に「年金だけでは2,000万円足りない」という報告が金融庁から出され、大騒ぎになりましたが、この15年ぐらいみても、日本の金融資産はあまり増えていません。

 

日本の金融資産の推移

(参考:日本銀行 資金循環統計)

 

また、日本の金融資産は積極的な資産運用がされていると言えません。

例えば、アメリカ・イギリスと比べてみると、

  • 日本:52.5%
  • アメリカ:13.1%
  • イギリス:33.0%

と、日本は圧倒的に預貯金の割合が高いことがわかります。

 

日米欧の金融資産構成比

(参考:日本銀行 資金循環の日米欧比較)

 

ゼロ金利で利息が入らないという理由もありますが、証券会社が販売する商品が投信や外債などの高い手数料のものばかりで、投資家の資産が全然増えてこなかったため、新しく投資をしようという人が増えていかないのです。

そのため、金融庁では、金融機関に対して「お客さんの儲けを度外視して、高い商品を売りつけることは禁止!」と規制を出してきました。

 

その結果、野村證券でも投資信託などの手数料の高い商品の販売額がどんどん減っているのです。販売を自粛すれば、収入も減りますので、大手では1社だけ赤字になってしまったのですね。

 

大手3社の投信の販売額の推移

(参考:各社HPの決算資料より集計)

 

(3)独立系のため、銀行からの紹介が見込めない

野村證券は独立系の最大手証券として、他の銀行グループからは距離を置いて、独自に営業を行ってきました。

しかし、インターネットの普及によって、若い人を中心にネット証券での運用がメインとなっていますし、富裕層がタワーマンションへ引っ越したりしているので、昔ながらの訪問営業はかなり難しくなっています。

 

その結果、大手3社でみると、野村證券だけが預かり資産が横ばいとなっています。

 

3大証券の預かり資産

(参考:各社HPの決算資料より集計)

 

ですが、大和証券も独立系ですが、預かり資産が伸びていますね。

 

これは、おそらく不祥事による影響が大きいのでしょう。

野村證券は、社員によるお客さんのお金の使い込みや、元社員の投資詐欺、インサイダーまがいの情報漏えいなど、この数年で立て続けに起こしています。

 

これは私見ですが、積極的な海外展開を進めたものの、海外の収益化が進まない結果、モラルハザードが進んでいるのではないかと思います。

「なんで国内で必死に働いている俺たちが年収1,000万円で、稼ぎに貢献しない海外の奴らが年収3,000万円なんだよ!」

という話ですね。

馬鹿らしくなって、ハメを外す人が増えているのは、こういったことが理由ではないかと思います。

 

その結果、会社のイメージダウンによって、新しい資産が入りにくくなり、新しい資産が増えなければ、投信などの高手数料の商品も売れないため、販売額が落ち込む、という悪循環に入っているのでしょう。

 

(4)実際の仕事はどんな感じなのか?

こちらの動画「年収チャンネル」を見ると、野村証券で営業経験者の方のインタビューを確認できます。

 

 

9分ほどの長い内容なので、簡単にまとめると、

  • 単純に求められる数字が大きい。1年目で口座開設100件、資金導入5億円の一律のノルマ
  • 大口のお客さんの開拓が必要。しかし、営業方法は、飛び込み、電話、手紙をグルグル回していく。
  • 朝会社に行くと、至近距離で罵声を浴びせられる。上司にない案件をでっち上げて、その日のうちに無理やり案件を作り上げていく
  • ①「顧客の利益を取るのか、会社の利益を取るのか」の板挟みになるストレス②ノルマ未達だと連帯責任になるので、自分の居場所がなくなるストレス③同期との競争が激しく、比較されることのストレス、の3つのストレスが大きく、内臓が引っ張られる感覚になることがある
  • ただし、これだけストレスフルな仕事なので、年収はかなり高い

といった内容でした。

エエ、、、やっぱり野村はすごいですね。

 

わたしも本社スタッフだった時に、野村で30年以上のキャリアの方の下で働いていたことがありますが、かなり頭がキレて、しかもパワフルな人でした。

メンタル的にも強い人が生き残っていく会社なんだなぁ、と感じますね。

 

3、野村證券の10年後はどうなる?将来性はあるのか?

このように苦しい環境にある野村證券ですが、10年後という中長期で見た場合に、将来性があると言えるでしょうか?

予想されるシナリオについて考えていきます。

 

(1)新型コロナの影響で、ビジネスモデルの大転換を迫られる

就職・転職を考えている方にとって、新型コロナの影響が1番気になるところでしょう。

2020年4月22日現在で、大手証券会社を中心に、対面営業を休止しています。

(参考:NHK「証券大手「野村」「大和」「SMBC日興」 対面営業休止へ」)

 

5月6日に緊急事態宣言が解除される予定とされていますが、新型コロナの業績に対する営業は今後1~2年は続くものと思われます。

というのも、対面での証券営業では、お客さんのもとに訪問して勧誘するスタイルが基本だからです。

 

証券会社のお客さんは、退職金を受け取って引退された60〜80代の方が大半です。まさに今回の新型コロナで重症になりやすい高齢の方が主なお客さんなのです。

(参考:日経新聞「80~90代死亡率、平均の6倍超 新型コロナで厚労省」)

 

新型コロナのワクチンの開発まで1年以上かかると言われていますし、お客さんの側でも営業マンに訪問されるのを怖がるでしょう。

営業マンの側でも、強引に訪問して感染させてしまったとすると、家族から訴訟されるリスクすらあります。

 

そのため、今後は電話での勧誘にならざるを得ないわけですが、数千万円〜数億円単位のお金についての相談を電話1本の説明で納得できるお客さんがどれだけいると思いますか?

よほど営業マンと信頼関係を結べていない限り、かなり難しいはずです。

 

さらにマーケットもそのような状況を受けて、かなり不安定になっています。

現在は日銀やFRBなどの中央銀行が買い支えているため、株価は安定はしていますが、投資経験の豊富なお客さんから見ると、今買おうと思う人はあまりいないはずです。

 

このような状況が長く続けば、おそらく証券会社でもこれから合併・統合が進むのは避けられないでしょう。

 

(2)金融庁の規制の厳罰化が進んで、証券営業の正常化が進む

そもそも、証券会社の今のビジネスの仕方は、お客さんの利益と反する不自然なビジネスになっています。

何度も商品を売買すればするほど儲かるわけですから、逆を言えば、お客さんがその分だけ手数料がたくさん払わされるわけですからね。

しかも、株をしたい人はネット証券に写っているため、投信や外債、仕組み債などの手数料率が3〜5%もするような商品を販売することで、何とか利益を上げているのが現状なのです。

 

ところが、少子高齢化によって年金などの社会保障が危なくなってきて、年金に頼らないように資産運用や定年後も職についてお金を稼がないとうまくいかない世の中になってきました。

そんな時に、手数料目当てで投資家を儲けさせない現在の金融業は、社会にとっての邪魔者として見られるようになっています。

金融庁の規制が厳しくなっているのは、こういった背景があるわけです。

 

この先にあるのは、「販売手数料で稼ぐ」これまでのビジネスではなく、「資産を管理して増やすことで稼ぐ」ビジネスへの転換です。

 

そのためには、お金を稼がない間接部門のコストのリストラが必要になります。

具体的には、海外事業からの撤退、選別や、国内の間接部門のリストラが進みます。実際、今年の8月から全店舗の2割にあたる30店舗を閉鎖し、間接部門も11部門から6部門に統合する予定です。

(参考:日経新聞 「野村『猛烈営業』転機に 店舗2割削減など発表 」)

 

3年間で1,400億円の削減を目指すということですが、資産管理型営業へと移行するためには、海外事業が収益化しない限り、現在のコストの半分以下にしなければ利益が出ないため、今後もかなり劇的なリストラが待っていそうです。

 

(3)フィンテックの影響は?

テクノロジーが進歩して、これまでの金融サービスのあり方が大きく変わると言われています。いわゆるフィンテック(financial technology)と呼ばれる流れですね。

具体的にどう変わるのかというと、銀行口座や証券口座、保険などのお金に関する契約が、1つのサービスで管理できる方向が予想されます。

 

そうすれば、

  • 株や投信を売ったお金をすぐに銀行口座へ入れたり、電子マネーに変えることができる
  • 保険の契約を簡単に確認・請求・解約ができる
  • 仮想通貨などの新しい金融商品も、気軽に利用できる
  • 投資による利益の損益通算や納税が簡単にできる

といったことが可能になります。

このような便利なサービスを実現できれば、お客さんはそちらに流れていきますから、証券会社・銀行含めて、多くの企業がこの分野に参入することになるでしょう。

 

しかし、野村證券の営業スタイルは体育会系で、富裕層や中小企業の社長をターゲットに、人間力と提案力で勝負するスタイルなので、フィンテックで他業種から参入されても、あまり影響がなさそうです。

 

というのも、普通の人が、数千万円〜数億円単位のお金を自己判断で投資することは、とても難しいからです。

何十年もかけて貯めてきたお金が、自分の判断の間違いで、あっという間に数百万円〜数千万円単位で損してしまったら、かなりショックですからね。誰かに相談して、「自分の判断は間違っていない」と安心したいものなのです。

 

ただし、最近の野村證券は、他社に比べて新規資産の導入が少なく、預かり資産が増えていません。これまでの不祥事によって、信頼がなくなっている可能性があります。

そのため、証券営業という仕事がなくなることはないでしょうが、現在の営業スタイルから資産管理型の営業へと移行しなければ、他社に追い抜かれてしまうかもしれません。

 

4、まとめ

というわけで、野村證券の採用状況と将来性をまとめると、

  • 現在は赤字で苦しんでいるものの、国内・海外の別なく強烈なリストラが進むだろう
  • 新型コロナの影響が長引けば、高齢の主要客への訪問営業ができなくなり、売り上げが大きく落ちる可能性が高い
  • フィンテックが進んでも、資産運用のアドバイスに対するニーズは減らないので、対面営業は無くならない。また、激烈な環境で働くことになるので、どこに転職しても戦えるスキルと経験が身につく

と言えるでしょう。

 

【就活】3年生の12月時点で、準備できることは?

2022年卒生への大企業の採用スケジュールは、

  • 3月1日採用情報の解禁
  • 6月1日選考開始

と今年と変わらない予定です。

 

そのため、12月の現時点で準備できることといえば、

  1. インターンシップへの参加
  2. OB・OG訪問
  3. 業界研究・企業研究での絞り込み
  4. エントリーシートの作成

あたりでしょう。そこで、注意すべき点についてまとめました。

 

(1)インターンシップについて

インターンシップは、企業によって夏にやっていたり、秋冬にやったりとマチマチです。

また、企業のHPで募集しているところもあれば、マイナビやリクナビで登録するところもあるので、どちらもチェックしておきましょう。

 

(2)OB・OG訪問について

ここ数年、「OB・OGの立場を利用して、就活生にセクハラをする」という事件を頻繁に目にするようになりました。

このような不祥事が起こると、例え一流企業であっても、企業イメージがかなり悪くなるため、かなり気を遣うようになっています。

 

そのため、「OB・OG訪問をしなければ、内定がもらえない」という会社は、ほとんどありません。

(気になる方は、「みん就」で内定者のコメントを見てみれば、OB・OG訪問なしで内定をもらっている人がかなりの割合でいることを確認できます。)

 

もちろん、その会社の雰囲気や仕事内容などのアドバイスは参考になりますし、社会人の方と話をすること自体が、1つの経験となりますから、決して無駄にはなりませんが、絶対にやらなければいけないというものではありません。

ちなみに、OB・OG訪問は、「大学の就職支援センター」で予約できますので、そちらでチェックしてみてください。

 

(3)業界研究・企業研究

この記事では、企業のHPや決算発表資料、就職四季報などから情報を整理していますが、職場の雰囲気や企業カルチャーは、実際に働いたことのない人でなければ分かりません。

入社すれば長く働く場所になるわけですから、事前にその辺りの情報もチェックしておくべきでしょう。

 

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こちらの転職会議を使えば、勤務経験者の口コミをチェックできるので、気になる会社の職場の雰囲気や、残業代、有給休暇が取れるかなどの実態を調べることができます。

無料で使えますので、チェックしておいて損はないでしょう。

 

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(4)エントリーシートの作成

エントリーシートを作成するにあたり、押さえておきたいのは、

  • 学生時代に頑張ったことは何か?(いわゆる「ガクチカ」ですね)
  • 志望動機(なぜ、当社を志望するのか?)

の2点です。

 

特に厄介なのが、志望動機です。

志望動機は、例えば楽天が運営している「みん就」を利用すれば、企業ごとに内定をもらった人の志望動機をチェックすることができます。

 

ソニーの志望動機は、みん就に1,000件以上投稿されている

志望動機

 

と言うことは、逆を言えば、それを見れば、全員がそれっぽいことを書けるわけです。

しかし、採用側では、そんな中から優秀な人材を探して採用しなければなりません。ではどうするのか?

 

当然ですが、その志望動機について、「なぜ、そう思ったのですか?」「それは、当社である必要があるのですか?」と深く突っ込んで質問をしてくるわけです。

昔のわたしは、ここでつまづいて、たくさん落とされました。最終的には、気合と根性の証券会社に落ち着いたわけですが(笑)

 

そのため、志望動機の根拠をきちんと説明できるレベルまで、「自己分析」が十分にできていないと、面接の時に採用担当を納得させられないのです。

 

なぜなら、「自分がどんなことにやる気を出せる人間なのか?」と「その企業のやっているビジネスのどんな点に、やる気を感じるのか?」がきちんと結びついていないと、採用側が「こいつなら当社で頑張ってくれるだろう」と思ってくれないからです。

 

自己分析をするならコレが鉄板

絶対内定2022

30年近く運営されている就活塾に「我究館」があります。

これまで9,200人以上の就活生を商社や保険、マスコミ、国家公務員などの、いわゆる一流企業の内定へと導いてきた実績のある就活塾です。

この「我究館」で得られた経験を書籍にしたものが、就活生のバイブルとなっている「絶対内定2022」です。

 

この本は500ページ以上のボリュームなのですが、就活についてのノウハウ本の域ではなく、徹底的に自己分析を掘り下げられるような内容になっています。

具体的には、

  • 自分の夢とは何なのか?
  • 「働くこと」とは何か?
  • 「就職する」とは、どういうことなのか?
  • 本気で就職活動に取り組むとはどういうことなのか?
  • できる人とはどんな人か?
  • 会社でやりたいことは本当にできるのか?

このような、面接官から質問されたらドキッとするようなことを徹底的に深掘りして、具体的な行動にまで落とし込めるように書かれているのです。

 

自己分析は、時間的に余裕のある今のうちにしておいた方がいいです。もし、本気で内定を取りたいと思っているのであれば、1度目を通しておくことをオススメします。

 

 

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とりあえず、もっと手軽に自己分析をしてみたいのであれば、逆求人サイトのオファーボックスが提供している「Analize U+」が便利です。

 

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5〜10分程度のプロフィール入力で、上記のような「自分の強みや弱み」を点数化してくれますから、自分の性格の特徴や傾向に気づく参考になります。

 

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転職を検討するなら

新型コロナの影響もあって、IT業界や小売、金融などの数少ない好調な業界に対して、売り上げが大きく減少している業界の方が多い状況です。

例えば、「プログラミングスクール 転職」といったキーワードでyoutubeで検索すると、かなり厳しい内容の動画がたくさん出てきます。

この方の動画が、13万回以上とかなり再生回数も多く、とても現実的な話をしてくれています↓

 

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

 

好調だと思われているIT業界でもこれですから、転職については、かなり慎重に考えた方がいいでしょう。

ですが、今まさに厳しい業界で働いていたり、メンタル的にきつい会社で勤めているなど、転職を考えたい人もいますよね。

そんな方のために、現実的な選択肢をご紹介します。

 

①(20代)他業種を希望するなら、第二新卒

20代の転職であれば、第二新卒扱いでの採用応募に申し込むのもありでしょう。

大手企業でも、採用ページの中で第二新卒でも応募を受け付けているところもあります。地道に企業のHPをチェックしつつ、興味のある業界へ再度、就活を行なってみてはいかがでしょうか。

 

②(20代)フリーターや学歴に自信がないなら

第二新卒での応募に自信がないのであれば、未経験でも正社員採用が可能な企業を紹介してもらえる「就職ショップ」がオススメです。

 

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