サイバーエージェントの新卒・転職者の採用状況|事業内容と将来性について

ネット広告

(画像出典:wikimedia commons, Bject,HARAJUKUAbemaStudio(2018年4月))

 

6,000名近くの大学生・院生への就活アンケートによると、就職したい会社ランキング第50位に選ばれたのがサイバーエージェントでした。

昔からある大企業が人気ランキングの上位を占める中、IT系では楽天に次ぐ上位となっており、かなり勢いを感じさせます。

 

順位 企業名 男性順位 女性順位
1位 東京海上日動火災 5位 1位
2位 損保ジャパン 3位 2位
3位 伊藤忠商事 1位 8位
50位 サイバーエージェント 44位 59位

(参考:キャリタス就活 2021年度 就職希望ランキング)

 

大手IT企業であるサイバーエージェントへの就活や転職を考えているあなたも、

  • 過去最高益を更新していて、勢いがある
  • 残業代がしっかりついて、給料が高い
  • 福利厚生も魅力的なホワイト企業

といった期待があるからではないでしょうか?

 

そこで、この記事では、

  • サイバーエージェントは、どのようなビジネスモデルなのか?
  • 働く職場としてはどうなのか?
  • 将来性はどうなのか?

の3点について解説していきます。

 

1、どうやって稼いでいるのか?

サイバーエージェントは、大きく3つの事業で成り立っています。

  • インターネット広告事業
  • ゲーム事業
  • メディア事業

の3つです。

 

ここ数年の売り上げ実績とともに、現状を解説します。

 

売上高は過去最高を更新中

サイバーエージェントの売上高と営業利益

(参考:サイバーエージェント 決算発表資料)

 

売上高と営業利益(本業の利益)を見ると、売上高は過去最高を更新中ですが、営業利益はここ3年ぐらい横ばいとなっています。

その理由は、インターネットTV事業のabemaTVがまだ赤字だからです。次の事業の柱とするために、他の事業の利益をabemaに突っ込んでいるのが現在のサイバーエージェントと言えます。

 

では、それぞれの部門の売り上げと利益について見てみましょう。

 

(1)インターネット広告事業(四半期実績)

サイバーエージェントの売上高と営業利益(ネット広告)

*1Q:各年の10〜12月実績。直近実績は、2020年4-6月

(参考:サイバーエージェント 決算発表資料)

 

売上高、営業利益ともにサイバーエージェントの柱となっているのが、こちらのインターネット広告事業です。

企業のネット広告を作成したり、運用(いろいろな媒体へ広告を出して、商品の成約率を高める)を行ったりしています。

 

インターネット広告は、テレビや新聞、雑誌の広告と違って、その広告を見た人が、実際にその商品やサービスを利用したり購入したりしているかどうかを調べることができます。

これがどうすごいのかと言うと、

  • いい広告(記事広告、動画広告など)を作ること
  • 買ってくれそうな層にきちんと広告を見せること

の2つの条件を満たすことができれば、広告を出せば出すだけ売り上げを伸ばすことが可能になるのです。

 

そのため、大企業、中小企業を問わず、売り上げを伸ばしたい企業はネット広告をうまく活用しており、そのような企業から仕事を得ることでサイバーエージェントも売り上げをどんどん伸ばしているわけですね。

 

(2)ゲーム事業(四半期実績)

サイバーエージェントの売上高と営業利益(ゲーム)

*1Q:各年の10〜12月実績。直近実績は、2020年4-6月

(参考:サイバーエージェント 決算発表資料)

 

ゲーム事業は、スマホ向けアプリの事業で、2年ぐらい前からほぼ横ばいとなっている状況です。

ここ2、3年ぐらいを見ると、Switchが出たり、フォートナイトのような海外タイトルが盛り上がったりと、既存のスマホアプリの伸び代は少なくなっているように思います。

 

かく言うわたしも、パズドラを6年以上やってますが、いい加減飽きてきました(笑)。

スマホをなぞるだけのゲームでは、暇つぶしにはなっても、何千円、何万円ものお金を何年も課金させ続けるには、無理があるように思います。

 

(3)メディア事業(四半期実績)

サイバーエージェントの売上高と営業利益(メディア)

*1Q:各年の10〜12月実績。直近実績は、2020年4-6月

(参考:サイバーエージェント 決算発表資料)

 

そして、こちらが現在サイバーエージェントが注力しているメディア事業です。

毎四半期(3ヶ月)、50〜60億円の赤字を出していますが、売り上げは徐々に上昇傾向にあります。

 

おそらく若い人ほど感じることだと思いますが、最近のテレビって全然面白くありませんよね。高齢者の人口が増えているため、高齢者向けの番組しか作られていませんからね。

実際わたしも、中3の息子と夕飯の時にテレビを見ますが、つまらなくて途中で見るのをやめることもしばしばです。テレビタレントの話よりも、フィッシャーズの話の方を喜んでしてくれますし。

 

そのような若い層へ面白いコンテンツを届けることで、若い人向けのテレビのポジションを手に入れようとしているわけです。

高齢者は人口も多く、お金も持っていますが、車や家のような高額な商品を必要としないため、若い人〜中年層のユーザーが増えてくれば、テレビCMに出稿している企業もシフトしてくるでしょう。

 

2、働く職場としては、どうなのか?

年収チャンネルと言うyoutubeチャンネルで、サイバーエージェント出身の方にインタビューしている動画があります。

こちらで、実際の働き方やキャリアのイメージができると思います。

サイバーエージェントの闇|vol.270

 

動画の内容を簡単にまとめると、

  • 年収は年俸制で408万円でスタート。業績が好調なので、普通の人でも、基本給は半年に1度5,000〜1万円は上がる
  • 営業職や、子会社出向組は、より前線で仕事をするため評価が高かったり、インセンティブがついて給料が上がりやすい
  • ネットベンチャー気質が残っているので、新規事業に意欲的なため、若いうちから子会社で経営的な仕事に携わるチャンスもある
  • ただし、給料の昇級ペースがそれほど高くないため、実力がつくと独立してしまう人も多い。会社的には辞めて欲しくないので、そう言う人には結構冷たい

と言う感じのようです。

 

インターネットビジネス(主にネット広告周辺)は、若いうちから新規事業に携わるチャンスもあるため、どんどん実力がついてしまうので、「これ、自分で独立してやった方がよくね?」と思ってしまう人が多い業界です。

 

実際、わたしは現在アフィリエイターとして生計を立てていますが、一時期サラリーマンに戻ろうと思ってネット広告系の会社へ転職活動を行ったことがあります。

ところが、面接で担当の方に仕事内容を聞いてみると、一人でやっている時とそんなに仕事内容が変わらないようなのです。

 

 

結局、会社に就職することのメリットは、

  • 安定した給料
  • 経験の豊富な社員の方から教えてもらえる
  • やりがいのある大きな仕事ができる

ということであって、「もっと自由に働きたい」「もっとお金を稼ぎたい」と言う人には、「自分でやった方がよくね?」と言う結論になってしまうのだと思います。

 

サイバーエージェントは、動画を見る限り、独立する方に対してはあまり快く思わない会社のようです。

しかし、インターネットビジネスを通じて、新規事業の経験や、いろいろなスキルを身につけることができそうですし、新型コロナで大変な状況でも成長中の会社なので、そのまま安定的に働くことも可能な希少な会社ではないでしょうか?

 

3、サイバーエージェントの10年後はどうなる?将来性はあるのか?

というわけで、ここまでのサイバーエージェントの業績を見てみると、かなり順調に売り上げ・利益を伸ばしてきたと言えます。

しかし、新型コロナによって、多くの企業が売り上げの減少に見舞われています。

特にホテルや航空会社、飲食店、イベント業界などの、実際に行ったり会ったりすることで成立するビジネスは壊滅的な打撃を受けており、これから多くの企業の倒産が予想されます。

 

そんな中で、サイバーエージェントはどのような影響を受けるのでしょうか?

 

(1)企業のリストラ・倒産によって広告主が減る?

新型コロナの感染拡大によって、多くの企業が減益・赤字に陥っています。東証一部に上場している大企業だけでも、純利益が昨年から7割も減っている状況です。

特に外出自粛によって、観光業界、航空・旅客業界、飲食業界、百貨店業界などが厳しい状況にあります。

(時事通信「企業業績に大打撃 新型コロナで赤字相次ぐ―先行きも不透明・4~6月期」)

 

サイバーエージェントは、ネット事業が中心なため、比較的影響が少ないと思われていますが、広告事業だけは別です。

上に挙げた業界の会社が潰れれば、お客さんである広告主が減ることになるため、売り上げにも影響が出てくるからです。

 

ただし、インターネット広告は、テレビCMのようなイメージ広告とは違って、「広告費に対してどれだけ売り上げが上がったか?」をきちんと測定できる業界なので、テレビCMや雑誌・新聞広告よりも影響度は少ないでしょう。

むしろ、確実に売り上げを伸ばすためにネット広告を活用する企業が増えてくるでしょう。

 

その際に重要になるのが、記事広告や動画広告で、「消費者が買ってくれるようなコンテンツをきちんと提供できる企画力やコピーライティング力」です。

この分野に興味のある方にとっては、魅力的な企業と言えるでしょう。

 

収益の柱が複数ある上場企業なので、悪質な仕事を受ける心配が少ない

一方で、ネット広告というと、けっこう怪しいイメージを持たれている方もいると思います。

本当に効くのかわからない化粧品や健康食品の広告とか、詐欺っぽい広告とかも目にしますよね。

 

実際に、今年に入ってからは、薬機法違反(嘘の効果効能をうたった)で健康食品会社と広告代理店の社員が逮捕されています。

中小の広告代理店では、売り上げを作るために詐欺的な広告を作って売り上げを上げようとする会社もあるのが実態です。

(参考:通販通信「記事広告が薬機法違反…大阪府警、広告代理店ら6人を逮捕」)

 

今後はネット広告に対しても、取り締まりが厳しくなっていくので、このような案件は減っていくと思いますが、特にサイバーエージェントのような上場企業であれば、事件が発覚した時の影響が大きいので、社内ルールが厳しく決められているため安心です。

 

(2)abemaTVは、うまくいくのか?

サイバーエージェントが現在1番力を入れているのが、ネットT V事業であるabemaTVです。

これから民放TV局の広告収入は確実に減少していきますので、有料会員の拡大を目指すこの方向性は間違ってはいないでしょう。

 

アベマプレミアムの会員数

(参考:サイバーエージェント 決算発表資料)

 

ですが、有料の動画ビジネスは、競合でひしめき合っています。

Amazon プライムビデオ、Netflix、Hulu、DAZN、dアニメストア、WOWOW、ニコニコ動画などなど、それぞれについて月額500〜1,000円かかるので、各社が独自コンテンツの確保競争に走っています。

 

そうすると、「観たいコンテンツのために契約して、観終わったら解約」という動きになりがちです。

そのため、アマゾンのプライムビデオのように、通販の配達料が無料になるなど、コンテンツ以外の特典をつけて解約を止める工夫が必要になってくるでしょう。

 

この分野の競争は、単なるコンテンツ合戦で終わらず、黒字化まではかなり時間がかかるものと予想されます。

 

4、まとめ

というわけで、サイバーエージェントについてまとめると、

  • 新型コロナの感染拡大によって、ネットの利用が増えたこともあって、ゲーム・メディア・ネット広告ともに順調に売り上げが増えている
  • 働く場所としては、若いうちから新規事業に携わるチャンスもあり、資金も豊富なので、スキルアップや事業立ち上げの経験など、幅広い経験をすることができる
  • しかし、新型コロナが長期化すれば、企業の倒産・リストラは避けられないため、特にネット広告事業で大きく影響を受ける可能性がある

と言えるでしょう。

 

大企業は採用減。応募者は増加するので、競争は激化。

自分の何が悪いのか分からないまま、ふるい落とされるのは苦しいものです。

当時の私もそうでしたが、どこの企業からも選ばれない状況が続くと、「自分は社会から必要とされていないのではないか?」と落ち込んでしまい、なかなか抜け出せなくなります。

 

わたしはもう40過ぎのオッサンですが、東証1部上場企業で12年勤め、その後このようなメディアをいくつか運営して、嫁さん子供を養っています。

そんな20数年の経験から、分かったことがあります。

「自分の思い通りの人生を歩むためには、なるべく競争に巻き込まれてはいけない」ということです。上には上がいますからね。

 

特に就活では、自分よりもいい学歴、いい容姿、頭の回転の速さ、などを持っている人がいっぱいいます。そして、そんな人がたくさんの内定をもらってしまいます。

たった数ページのエントリーシートで、たった数分のやり取りで、採用を蹴られてしまうなんて、あまりに理不尽だと思いませんか?

 

しかし、今回の新型コロナによって、大手企業でも今後は採用数を絞ってくるのは確実ですし、学生の側も将来への不安から、大手企業への応募が増加します。

応募者数が増えれば、企業の人事担当の採用負担が増えます。

人事の方も人間ですので、あまりに大量のエントリーシートが届けば、まともに見てくれる時間的余裕もなくなります。

 

その結果、「学歴」のような分かりやすい条件で、ふるい落とされてしまう可能性が高くなるでしょう。そんな理不尽な就活が、これから数年間は続いてしまうと思います。

 

では、「学歴」以外で、なるべく「競争に巻き込まれない」で就活をするには、どうしたらいいのでしょうか?

オススメは「オファーボックス」です。

 

写真や動画も活用できるので、人事へのアピールがしやすいサービス

オファーボックス

 

こちらのサービス「オファーボックス」は、自分のプロフィールを登録することで、企業の方からオファーが届くというサービスです。

文章だけでなく、写真や動画もプロフィール欄に投稿できるので、出身大学などの肩書で判断されることなく、あなたに興味を持ってくれた企業から直接オファーをもらうことができます。

 

オファーボックスの仕組み

 

参加企業数も7,000社を超えており、大企業だけでなく、コロナ禍でも好調な中小企業もこちらで採用活動を行っています。

また、採用担当者はあなたのプロフィールをきちんと見た上で面接機会をくれます。

そのため、「自分の何が企業にとって魅力的に映ったのか?」を知るきっかけにもなります。その気づきを生かして、人気企業へと面接に臨むことも可能になります。

 

なるべく競争をしないで、無駄な努力を省きたい方は、登録してみてはいかがでしょうか?

 

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転職会議を使えば、元社員の口コミが無料でチェックできる

転職会議

また、こちらの転職会議を使えば、勤務経験者の口コミをチェックできるので、気になる会社の雰囲気や、残業代、有給休暇が取れるかなどの実態を調べることができます。

無料で使えますので、チェックしておいて損はないでしょう。

 

転職会議の詳細はこちら

 

本当にその会社に入社したいのか?

今年〜来年の就活は、新型コロナの影響もあってかなり厳しいと言われていますし、なるべく安定した大手企業の内定が欲しいという人も多いでしょう。

その結果、大手企業への申し込みが何千〜何万人と集中することが予想されます。似たようなエントリーシート、志望動機では、人事の目に留まる可能性が昨年以上に厳しくなってくるはずです。

 

そうすると、どうすれば希望する会社から内定がもらえるのか?

 

採用する側としても、会社に価値を提供してくれそうな人間を採用したいわけですから、

  • あなたは何をしたいのか?
  • どんな価値観を持っているのか?何を大事だと思っているのか?
  • どんなことに夢中になって取り組める人間なのか?

といった、人間的な要素を問われることになるはずです。

 

UTSUさんの「人生の目的論」は1度読む価値あり

そんなことを考えたことがない、という人は、就活生向けにYoutubeで情報発信をしているUTSUさんという方が書かれている「人生の目的論」を1度読んでみることをお勧めします。

 

 

UTSUさんは、企業向けのソフトウェアで最大手のSAPジャパンで人事のトップをしていた方で、26歳の時に年収1億を超えるほど稼いでいた元スーパーサラリーマンです。

Youtube上でも3年以上、就活生向けに情報を発信しており、登録者が約20万人、20卒の学生へのアドバイスを通じて、多くの就活生を一流企業や志望企業の内定へと導いてきた方です。

 

この「人生の目的論」では、

  • 自分の人生の目的は何か?
  • その目的に、入社したい会社はどう役に立つのか?

といったことが明確になる方法を解説しています。

 

面接では必ず「あなたは当社で何をしたいのですか?」という質問が出てきますし、そのやり取りの中であなたの価値観は測られます。

なので、自分自身をきちんと表現するための、理論武装を行う上でとても参考になると思います。

 

しかも、この「人生の目的論」で内定をもらった方々の「①内定企業」と「②その方の人生の目的」も合わせて掲載されています(なんと三万字分もあります)。

これを見るだけでも、入社したい会社、業界に受かった人が、どんな目的意識を持って就活に臨んでいたのかを知ることができますので、就活を考える上でもかなり参考になるのではないでしょうか?

 

なお、電子書籍で買うと1,000円しますが、Kindle Unlimited(アマゾンの書籍の読み放題のサービス)で申し込めば、①初月無料か、②2ヶ月で198円のコースを選べて、いつでも解約できますので、ほとんど費用をかけずに読むことができます。

もし、就活で悩んでいるのであれば、1度目を通してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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