全日空(ANA)の新卒・転職者の採用状況|事業内容と将来性について

ANA 航空会社

(参考:wikimedia commons ,G B_NZ, 羽田便が出発し、姉妹船が成田行きの乗客を待っています。)

 

「就職・転職先として、全日空(ANA)はアリなのか?ナシなのか?」

この記事では、あなたがこの疑問に答えを出せるように、ANAの①採用状況、②事業内容、そして、③将来性について解説していきます。

 

1、ANAの採用状況

(1)新卒採用

ANAの過去の採用実績と、採用実績校は以下の通りです。

 

18年 19年 20年
男性 80 83 88
女性 42 43 34
合計 122 126 122

(参考:就職四季報 2018〜2021年)

 

昨年までは年間120名程度の採用を継続してきました。

 

しかし、今年起こった新型コロナウイルスの感染拡大によって、航空業界は大きなダメージを受けています。

全世界でロックダウン(封鎖)と、渡航制限がされたことによって、海外からの旅行者もほとんど来なくなりましたし、県外への移動も「自粛」が広がり、飛行機を使っての移動がほとんどなくなっているのが現状です。

 

そのため、ANAの2021年の新卒採用は中止に追い込まれているのが現状です。

(参考:読売新聞「ANAグループ、来年度の新卒採用中止…「航空需要減で人員に余剰」」)

 

(2)中途採用

中途採用も、新型コロナの影響によって、パイロットや障害者採用の一部を除いて今年度は中止となっています。

 

2、ANAの事業の現状

(1)4−6月決算は大赤字

新型コロナウイルス によって、ANAは過去最大のピンチに追い込まれています。

今年4〜6月の決算を見てみると、営業利益(本業での稼ぎ)が1,590億円の赤字とかなり大変なことになっています。

また、旅客数が国際線で前年比-96%、国内線で-88%と、ほとんどお客さんがいない状況です。

 

ANAの20.4-6決算

(参考:ANA 決算説明会資料)

 

7月以降も世界的に渡航制限の解除は進んでいないため、国際線の利用者数の回復はほとんど見込めません。

また、国内線もGOTOキャンペーンが始まったものの、東京都民は対象外となっていますし、人気の観光地である沖縄では感染者の拡大が進んでいることもあって、観光地でも旅行者の受け入れが厳しい状況にあります。

 

そのため、国内外で利用者の回復はまだ当分見込める状況ではないため、ANAグループ全体36社、43,500人が一時帰休扱い(出勤の必要がないが、諸手当がつかない状態)となっています。

 

(2)貯金は約1兆円。約20ヶ月は保ちそう

新型コロナの収束には、1年単位で時間がかかると見込まれていますので、ANAの赤字状態もこのまま当分続くものと思われます。

では、ANAはあとどれだけ持つのでしょうか?

 

ANAの決算説明によると、約1兆円の現金余力があるということなので、4〜6月の実績から考えると、約20ヶ月程度は持ちそうです。

 

ANAの手元流動性

(参考:ANA 決算説明会資料)

 

また、ANAはとりあえず今年度については希望退職によるリストラを行うことはしないと明言していますので、このままじっと耐える日々が続きそうです。

(参考:Aviation wire「ANA、国際線見直し「決まったものない」 雇用は維持、経年機は退役加速」)

 

 

 

3、ANAの将来性は?新型コロナを乗り切れるのか?

アメリカで最も尊敬されている投資家にウォーレン・バフェットという方がいます。8兆円以上の資産を持つ大富豪です。

この方の投資スタイルは、いわゆるバリュー投資と呼ばれるもので、

「長期的に見て絶対に潰れない、成長しそうな会社の株式を、株価がどうしようもなく割安になった時に買って保ち続ける」

という方法です。

 

具体的には、マクドナルドや、コカコーラ、ジレット(髭剃りメーカー)、銀行などへの投資をして大金持ちになりました。

 

そのバフェットさんが、今回なんと航空株を全て売却したと発表しました。新型コロナが収束したとしても、航空業界の復活はないと読んでいるのです。

(参考:日経新聞「バフェット氏、航空株すべて売却 「世界は変わる」」)

 

もちろん、全ての航空会社がこの世から消えることはないでしょう。ですが、その生き残り方は、国による支援を受けなければ生き残れない可能性が高いです。

実際、世界中の航空会社が、国からの支援を続々と受けている状況にあります。

(参考:時事通信「世界で航空国有化の動き 新型コロナで経営危機」)

 

「国から支援を受ける=経営破綻」なので、株式の価値は無くなりますから、バフェットさんは見切ってしまったのでしょう。

 

なお、JALは2010年に経営破綻をして、国から支援を受けていますし、このような状況が続けば、全ての航空会社が倒産してしまうので、日本でも最終的には国からの支援はあるものと予想されます。

ただし、そうなると合併とリストラが進むでしょうから、業界内でも仕事の取り合い、競争が激しくなるのではないでしょうか。

 

4、まとめ

というわけで、ここまでの内容をまとめると、

  • 新型コロナの感染拡大によって、世界中の航空会社の業績が急落し、国有化の動きすら出ている
  • ANAもその影響を受けており、今後も長引けば、業界全体が国有化・合併・リストラの波が起こることは避けられない
  • ANAはこれまで人気企業ではあったが、今年度の採用活動は見送られており、今後は安定した企業とは言えなくなるため、別業界での就活・転職活動を検討した方がリスクは小さい

と言えるでしょう。

 

これからの就活は間違いなく厳しくなる

新型コロナの影響で、これから数年単位で、あらゆる産業が厳しくなってきます。

就活生に人気のJALやANAが倒産寸前の状況にあるように、業界や、取り組んでいるビジネスによって、生き残れるかどうかが変わってきます。

大手だからといって安心というわけではなく、現在の時流に乗っている中小企業も含めた幅広い情報収集が後悔しない就活のカギになってくるでしょう。

 

新型コロナの影響で、新卒採用社数が2倍になったWEBサービス

オファーボックス

 

特に飲食やホテル、対面営業が主流の金融機関などのリアルのビジネスは、新型コロナで売り上げが減少していく一方なので、採用数は減らしていく傾向にありますが、オンラインビジネスなどの現在の状況に対応できる会社は積極的に採用を行っています。

 

ですが、そういった企業は中小企業が多く、昨年までは合同説明会などに参加するしか、学生に知ってもらう機会がありませんでした。

それが今回の新型コロナで合同説明会などの大型イベントが中止になったことを受けて、直接学生にアプローチをできるWEBサービスへと登録する動きが出ています。

それがこちらのオファーボックスです。

 

21卒生も12.2万人が登録しており、参加企業数も6,000社を超えており、今年・来年の採用活動は、学生が企業に応募する就活ではなく、企業が学生にオファーを行う就活が増えていくでしょう。

新型コロナでどの業種に採用ニーズがあるのか、わかりにくい状況ですので、まずはこちらで情報収集してみてはいかがでしょうか。

 

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転職会議を使えば、元社員の口コミが無料でチェックできる

転職会議

また、こちらの転職会議を使えば、勤務経験者の口コミをチェックできるので、気になる会社の雰囲気や、残業代、有給休暇が取れるかなどの実態を調べることができます。

無料で使えますので、チェックしておいて損はないでしょう。

 

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本当にその会社に入社したいのか?

今年〜来年の就活は、新型コロナの影響もあってかなり厳しいと言われていますし、なるべく安定した大手企業の内定が欲しいという人も多いでしょう。

その結果、大手企業への申し込みが何千〜何万人と集中することが予想されます。似たようなエントリーシート、志望動機では、人事の目に留まる可能性が昨年以上に厳しくなってくるはずです。

 

そうすると、どうすれば希望する会社から内定がもらえるのか?

 

採用する側としても、会社に価値を提供してくれそうな人間を採用したいわけですから、

  • あなたは何をしたいのか?
  • どんな価値観を持っているのか?何を大事だと思っているのか?
  • どんなことに夢中になって取り組める人間なのか?

といった、人間的な要素を問われることになるはずです。

 

UTSUさんの「人生の目的論」は1度読む価値あり

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UTSUさんは、企業向けのソフトウェアで最大手のSAPジャパンで人事のトップをしていた方で、26歳の時に年収1億を超えるほど稼いでいた元スーパーサラリーマンです。

Youtube上でも3年以上、就活生向けに情報を発信しており、登録者が約20万人、20卒の学生へのアドバイスを通じて、多くの就活生を一流企業や志望企業の内定へと導いてきた方です。

 

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もし、就活で悩んでいるのであれば、1度目を通してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

とりあえず転職について知りたいなら

新型コロナウイルスの拡大によって、これまでの「人と人が接してきた商売」をしていた企業は、そもそも売り上げが成り立たなくなってきます。

特に、雇用調整助成金が終了する10月以降はかなり厳しくなってくると予想されます。転職市場もだんだん厳しくなっていくことでしょう。

 

ただ、そうは言っても、「今の会社でずっと働きたくない」と思う人もいるでしょう。

そんな場合には、リクナビNEXTがオススメです。

 

というのも、自分の職歴を見た企業からスカウトが来るからです。

企業の方から声をかけてもらえるのであれば、スキルのミスマッチもありませんので、スムーズに転職活動ができますし、自分の市場価値の確認もできます。

 

また、リクナビNEXTは、WEBサービスなので、電話勧誘などもなく、周りにバレる心配もありません。

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