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この記事では、人手不足または人手が余っている職業のランキングをご紹介します。
ここ数年は、人手不足で売り手市場と言われている就職・転職市場ですが、詳しく内容を見てみると、職業によってかなり大きく偏っているのが現状です。
そこで、この記事では、ハローワークの集計をもとに厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況」を元に、人手が余っている職業、足りない職業のランキングと、その傾向について解説していきます。
1、職業ごとの求人倍率ランキング
・新規求人倍率:1ヶ月間に新しくあった求人数 ÷ 1ヶ月間に新しくあった求職者数
・パート採用を除く
職種 | 具体例 | 新規求人倍率 | ①新規求職者数 | ②就職者数 | 就職率(②÷①) |
---|---|---|---|---|---|
建設躯体工事 | とび工、解体工 | 13.37 | 6212 | 3450 | 56% |
保安 | 警官、警備員 | 9.47 | 22504 | 16745 | 74% |
建築・土木・測量技術者 | 設計士、現場監督 | 8.4 | 27751 | 10164 | 37% |
医師、歯科医師、獣医師、薬剤師 | 8.14 | 4886 | 910 | 19% | |
建設 | 大工、左官、配管工 | 6.71 | 18277 | 9417 | 52% |
生活衛生サービス | 美容師、クリーニング | 6.68 | 17192 | 4604 | 27% |
土木 | 土木工事、舗装工事の作業員 | 6.11 | 26367 | 13372 | 51% |
外勤事務 | NHK、新聞の集金 | 6.04 | 463 | 581 | 126% |
電気工事 | 送電線、携帯電話基地局の作業員 | 5.2 | 14628 | 6490 | 44% |
機械整備・修理 | 修理工 | 5.12 | 25806 | 11640 | 45% |
採掘 | 採鉱作業員 | 5.07 | 211 | 160 | 76% |
販売類似 | リサイクル店員 | 5.06 | 4291 | 1417 | 33% |
運輸・郵便事務 | 郵便窓口、駅改札員 | 4.82 | 3972 | 3287 | 83% |
包装 | シール貼り付け、包装作業員 | 4.63 | 2948 | 3579 | 121% |
情報処理・通信技術者 | ソフトウェア開発者 | 4.4 | 45340 | 7869 | 17% |
介護サービス | 介護士 | 4.33 | 113284 | 56919 | 50% |
社会福祉の専門的職業 | 保育士、ケアマネージャー | 3.98 | 77159 | 41067 | 53% |
金属材料製造、金属加工、金属溶接・溶断 | 製銑工、鋳物工 | 3.98 | 53301 | 37634 | 71% |
開発技術者 | 自動車設計 | 3.95 | 18233 | 4258 | 23% |
接客・給仕 | ウェイター、フロント | 3.92 | 54127 | 12704 | 24% |
医療技術者 | レントゲン技師、理学療法士 | 3.89 | 27289 | 8764 | 32% |
飲食物調理 | 調理人 | 3.83 | 70320 | 28352 | 40% |
自動車運転 | バス、トラック運転手 | 3.64 | 99865 | 51868 | 52% |
保健医療サービス | 看護助手、歯科助手 | 3.5 | 21811 | 16505 | 76% |
その他の技術者 | 下水処理技術者 | 3.31 | 2792 | 1282 | 46% |
製品検査 (金属除く) | 化学製品、食品の検査工 | 3.08 | 6111 | 4310 | 71% |
保健師、助産師、看護師 | 3.06 | 83853 | 33223 | 40% | |
商品販売 | コンビニ店長、レジ | 3.05 | 114825 | 24600 | 21% |
その他の保健医療 | 栄養士、マッサージ師 | 2.98 | 28011 | 8711 | 31% |
製品検査 (金属) | 金属製品の検査工 | 2.85 | 4906 | 3191 | 65% |
定置・建設機械運転 | 発電所の保守員、ボイラー技士 | 2.76 | 25772 | 11064 | 43% |
生産関連事務 | 出荷事務員 | 2.73 | 21531 | 12809 | 60% |
機械検査 | 機械の検査工 | 2.72 | 7153 | 3296 | 46% |
営業 | ルートセールス、訪問営業 | 2.7 | 132323 | 31994 | 24% |
清掃 | 清掃員 | 2.57 | 29878 | 17667 | 59% |
生産設備制御・監視 (金属除く) | 化学製品、食料品のオペレーター | 2.52 | 8239 | 5160 | 63% |
管理的職業 | 国会議員、会社役員 | 2.45 | 16156 | 3782 | 23% |
製品製造・加工処理 (金属除く) | 化学繊維工、医薬製品工 | 2.33 | 93392 | 55550 | 60% |
全職業の平均 | 2.07 | 3118778 | 896575 | 29% | |
生産設備制御・監視 (金属) | 金属製品のオペレーター | 2.03 | 5528 | 2227 | 40% |
農林漁業 | 1.92 | 23269 | 11144 | 48% | |
生産関連・生産類似 | 塗装工、アニメーター | 1.92 | 34005 | 7824 | 23% |
運搬 | 郵便、引っ越し、商品配達員 | 1.91 | 96468 | 39799 | 41% |
その他のサービス | ツアコン、モデル | 1.89 | 21596 | 6154 | 29% |
家庭生活支援サービス | 家事代行 | 1.86 | 544 | 205 | 38% |
その他の輸送 | 車掌、フォークリフト運転手 | 1.57 | 16492 | 5131 | 31% |
生産設備制御・監視(機械組立) | 自動車、印刷機械 | 1.41 | 5969 | 1419 | 24% |
営業・販売関連事務 | 信用調査、査定事務員 | 1.37 | 59964 | 17947 | 30% |
居住施設・ビル等の管理 | マンション管理人 | 1.26 | 16383 | 5551 | 34% |
会計事務 | 会計事務員、銀行窓口 | 1.21 | 52987 | 19039 | 36% |
鉄道運転 | 地下鉄、モノレール運転手 | 1.13 | 274 | 48 | 18% |
機械組立 | 自動車、機械組み立て | 1.11 | 90764 | 18755 | 21% |
その他の専門的職業 | カウンセラー、塾講師 | 1.1 | 76013 | 11454 | 15% |
事務用機器操作 | オペレーター、データ入力 | 0.97 | 8350 | 2020 | 24% |
製造技術者 | 0.95 | 42218 | 4495 | 11% | |
船舶・航空機運転 | 船長、航海士 | 0.81 | 419 | 59 | 14% |
美術家、デザイナー、写真家、映像撮影者 | イラストレーター、WEBデザイナー | 0.76 | 34723 | 4128 | 12% |
一般事務 | コールセンター、事務員 | 0.58 | 757313 | 150988 | 20% |
その他の運搬・清掃・包装等 | スーパーの品出し、ゴミ分別作業員 | 0.39 | 220334 | 19793 | 9% |
ここからは、就職者数の多い職種について、個別に解説していきます。
2、ランキング上位の職業は、なぜ倍率が高いのか?
1位:建設躯体(くたい)工事
1位は、ビルやマンションなどの建設物を建てたり、解体する仕事です。
オリンピック期待によるホテル建設や、低金利を追い風にタワーマンションが駅周辺でそこかしこで建てられていますが、人手が足りず、絶えず求人が出ている状況なんですね。
また、建設作業員の年齢を見ると、3割以上が55歳以上、20代はわずか1割程度と、今後10年でかなりの減少が予想されています。
若い人は建設業で働きたがらない
そのため、求人倍率が高止まりしていますし、平均年収も増加傾向にあります。
例えば、高所の足場作りや、高所での重量物を運ぶ「とび工」では、この5年間で年収420万円程度まで増加をしています。(平均年齢41.8歳)
この5年間で約50万円増加
また、3位の「建築・測量・土木技術者」、5位の「建設(左官・大工など)」、7位の「土木(土木工事・舗装工事)」など、建設関係の仕事が足りず、上位に食い込んでおり、いずれの職種も給料は増加しています。
2位:保安
保安とは、警察官や自衛官などの公務員や、建設工事の警備員などの民間職も含めた職業分野です。
もちろん、財政事情もあって公務員は減少傾向ですので、求人倍率が高いのは民間の警備職です。
建設工事が増えていることから、警備員もセットで求人が増えているんですね。
警備員の給料も増加傾向
警備員の年収は300万円超ととび工と比べると低いですが、力仕事ではないため、平均年齢は51.9歳と比較的高齢でも働ける仕事なので、就職率も74%と高いのが特徴です。
逆を言えば、高齢になると仕事が限られてくるため、警備員を選ぶ人が多いのでしょう。
4位:医師、歯科医師、獣医師、薬剤師
医師や薬剤師も人手不足のようです。
特にお医者さんは、急性期病院(救急病院)や外科などの忙しいところでも、比較的時間に余裕が持てる眼科や皮膚科でも診療報酬が同じため、急性期病院や外科のなり手がおらず、かなり人材のミスマッチが起こっています。
そのため、求人倍率が8倍以上と高い割には、全体の求職数の19%ほどしか就職できない状況となっています。
医者の平均年収は、40.9歳で1,100〜1,200万円
6位:美容師
美容師や理容師の仕事も求人が多いですね。
特に美容師は、1人前になるまでに3年ぐらいかかりますし、年収も低めなので、応募する人が少ないのでしょう。
その一方で、理容室・美容室の数を見てみると、理容室は年々減少していますが、美容室は逆に増加しています。
その理由は、QBハウスなどの格安カットのお店が増えているからでしょう。
QBハウスは、カットだけの商売ですから、美容師でも理容師でもなることができます。どちらも採用しているようですが、美容師7:理容師3の割合なので、新規出店では美容室として出店するケースが多いのでしょう。
他の格安カットのお店も事情は似たような状況でしょうから、美容室の増加は格安カットの店舗が増えているのが理由と考えて間違いなさそうです。
理容師・美容師の年収も300万円を超えてきた
9位:電気工事
電気工事士とは、発電所や電線の工事からエアコンの設置まで、電気が関係する工事を行う職業です。
太陽光発電や蓄電池、電気自動車の充電設備などの工事が増えていますし、団塊の世代が退職したことで、人手が一気に足りなくなっているのです。
そのため、求人倍率も5倍を超え、年収も40歳ぐらいで500万円弱まで上昇しています。
10位:機械整備・修理
具体的には、自動車整備工や機械の修理工の方が当てはまります。
特に多いのが自動車の整備工で、こちらも人手不足となっています。
というのも、国内の乗用車の保有台数は現在も増え続けており、その修理のために人手が必要なんですよね。
ところが、若い人を中心に「クルマ離れ」が進んでいるため、自動車整備士を希望する人も年々減少しているのです。
自動車整備士の専門学校生は、年々減少傾向
また、団塊の世代がゴソッと抜けてしまったため、慢性的な人手不足が続いており、求人倍率も5倍以上と高めで推移しているんですね。
団塊の世代が75歳以上になることで、社会保障費が跳ね上がる2025年問題が話題となりますが、その頃には団塊の世代を中心に自動車を手放す人も減るでしょうが、今後5〜6年ぐらいは人手が足りないことで悩む業界と言えそうです。
そのため、自動車整備士の仕事も小幅ではありますが、年収が上昇傾向にあります。
16位:介護士
介護士も人手不足ってよく聞きますよね。
あまりに給料が安い割に重労働なので、なり手がいないという話を聞くと思います。
ですが、徐々にですが介護士への報酬も引き上げられており、年収は増加傾向にあります。それでも、他の業種に比べて給料が低いため、求人倍率も高いままなのが現状です。
そもそも、介護士が不足していると言っても、介護士の数は増え続けているのです。
介護士の数は、年々増え続け183万人もいる
ですが、それ以上に要介護に認定された高齢者が増えているため、手が回らない状況なんですね。
特に2025年ごろには団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に突入しますので、その頃になると介護サービスを受けられない人が続出することになりそうです。
その一方で、今年の10月から勤続10年以上の介護士は、月8万円加算される制度が始まります。対象となる介護士は、他の業種平均と同程度の年収440万円程度になる見込みです。
これによって、ベテランクラスの介護士の離職が止まれば、人手不足もある程度解消されていくかもしれません。
3、ランキング下位の職業は、なぜ倍率が低いのか?
今後は逆に求人倍率が低い業種について、その理由を解説していきます。
求人倍率0.58倍:一般事務
この職種は、コールセンターのオペレーターや、会社の給与計算、受付・秘書、企画部・総務部のスタッフなど、かなり幅広いです。
いわゆる本社の「内勤」と言われる人たちが多く、特に資格も必要がないことから、人気職種となっています。
ですが、最近は大手企業や自治体などで「RPA」と呼ばれる、事務の自動化システムが導入されており、それまで紙の書類でやり取りしていた手続きの多くで電子化が進んでいます。
そのため、一般事務の仕事がかなり少なくなっているんですね。
具体的には、
- 銀行(税務書類、融資のための稟議書の自動作成)
- リース会社(案件情報の自動入力)
- 不動産会社(経費精算の自動入力)
- 食品会社(卸売会社からの販売報告書の自動入力)
など、それまで各部署、他社からの報告書、注文書などの各種データを1つのデータベースに転記・入力して管理する必要がありましたが、そのような作業が自動化できるようになっています。
そのため、必要とされる一般事務員が減り、本社のスリム化、効率化が進められているので、求人倍率が低下しているんですね。
求人倍率:0.76倍:美術家、デザイナー、写真家、映像撮影者
この分野には、WEBデザイナーやイラストレーターも含まれます。
フリーランスで働いている人が多く、外注する性質の仕事が多いため、自社で採用しようという会社が少ない傾向にあります。
求人倍率1.1倍:その他専門的職業
この分野の職業は、個人教師、塾・予備校講師、カウンセラーなどが当てはまります。
特に塾講師・予備校講師は、学生が減っていることや、一流講師の動画を配信するサテライト授業などが広まっているため、あまり人手がいらなくなっているようです。
また、youtubeで教科書の解説をしている動画もたくさん見つかりますから、やる気のある生徒であれば、塾に行かなくても勉強できる環境が整ってきています。
実際に年齢別の人口を見てみると、今の中学生の数は、現在の高校生の数よりも20万人ぐらい少ないですし、今後はさらに減っていきます。
そのため、お客さんを呼べる一流の講師は引っ張りだこになるでしょうが、そうでない講師に対する需要は減っていくはずです。
そのため、平均年収はほぼ横ばいが続いています。
ただし、2020年からは大学受験のルールが変わり、これまでのマークシート方式から考える力を求められる記述式へと変わります。
つまり、論文添削のスキルが問われることになるため、マンツーマンで文章の書き方を教えてもらうニーズが増えてくるはずです。
そのため、今後は塾講師に対するニーズが、今よりも盛り上がってくる可能性がありますね。
4、まとめ
というわけで、人手が足りない職種、余っている職種について解説してきました。
全体的な傾向としては、
- 不動産、介護、ITやロボットではできない賃金の安い仕事では、人手が足りない
- 子供相手の塾講師、ITやロボットでもできる仕事では、人手があまり気味
と言えるでしょう。
大企業は採用減。応募者は増加するので、競争は激化。
自分の何が悪いのか分からないまま、ふるい落とされるのは苦しいものです。
当時の私もそうでしたが、どこの企業からも選ばれない状況が続くと、「自分は社会から必要とされていないのではないか?」と落ち込んでしまい、なかなか抜け出せなくなります。
わたしはもう40過ぎのオッサンですが、東証1部上場企業で12年勤め、その後このようなメディアをいくつか運営して、嫁さん子供を養っています。
そんな20数年の経験から、分かったことがあります。
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(結局、「やる気」だけが求められた証券営業に飛び込んだわけですが(笑))
ですが、あの当時にこの本に出会えていたら、多分もっとマシな会社人生を送れていたんじゃないかなあと思います。
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